子供に嘘をつかせない環境作りをしよう

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今までは素直でイヤイヤもあったけどまっすぐ育ってきた子供にもいつしか「嘘」をつく時がやってきます。「嘘をつく」という行為は、子どもの成長段階で必要な過程です。とはいえ、「どうしてそんな嘘をつくの…」「嘘をつく子に育てた覚えはないけれど」と、ママの頭の中では、我が子が嘘をついたことに対してショックだったり怒りの感情が芽生えたりしているはず。

嘘をつくな!といくら言ってもついてしまう子供に頭を抱えていませんか?もしかするとその行動がさらに子供に「嘘」をつかせる原因になっているかもしれませんよ。

まずは子供に嘘をつかせないような環境を親が作ってあげましょう。



子供の嘘は大人とは違う

子供がつく嘘にはいくつかパターンがあります。

一番多く見られるのは「自分を守るための嘘」をつくことです。
子どもが嘘をつく理由のひとつに、成長するにつれ、叱られたくない、自分を良く見せたいという感情が芽生えることがあると考えられています。そのため、失敗や過ちを誤魔化そうとして、嘘をついてしまうのです。

そのほか、自分の理想や憧れなどがあり、「こうなったらいいな」「こんな状態になったら嬉しいな」という願望が嘘になるケースもあります。嘘というよりは、空想に近いかもしれません。

パパやママの気を引くために嘘をつくこともあります。子どもには、大好きなママやパパの気を引きたいという気持ちがあり、自分に関心を持ってもらいたいがために嘘をつく場合もあります。

またまだ小さな子供では記憶があいまいで、嘘をつくつもりがなくても記憶を変えてしまうことがあります。結果的にそれが「嘘」となってしまうケースもあるのでご注意を。

http://www.excite.co.jp/News/mama/20150508/MamaWoman_E1430953346146.html

嘘を見破る方法

子供の嘘は大人が注意深く見れば見破ることができます。

子どもは嘘をついている時、目が泳いでいたり視点を合わせようとしなかったりする傾向があります。普段、自信がある答えだったり、絶対に嘘がなかったりする時には、ママの目をみてはっきりと表現するはず。口ごもったり曖昧な態度をとっていると嘘をついている可能性があります。

また話していると時系列がバラバラだったりつじつまの合わない事をいいます。
それは自分の中で嘘のストーリーを作っている証拠かもしれません。

普段からたくさん会話をしている親子は普段の様子がわかるので、ちょっとした違和感で嘘もすぐに見破れます。
まずは子供とたくさん触れ合ってください。

嘘をつかせない環境を作ろう

小さい子どもでも『ママが今日は機嫌が悪い』とか『あんまり笑ってない』ということには敏感に気づくものです。そんなときに、なんでもないように装えば、『嘘をついているな』と子どもながらに感じてしまいます。そうすると、子どもも何か悲しいことがあっても、なんでもないように振る舞うようになるんですね。これは、大事な感情を偽って嘘をついていることになります。それは、将来的に親子関係に歪みが生じる原因にもなりえることです。そうならないためにも、いつも自然体で子どもに接することが必要なんです。
まずは親が嘘をつかないこと。これがとても大切です。
子どもとの関わりの中で、ママが失敗してしまった時には「ごめんね、ママも失敗しちゃった」と言って素直に自分の非を認めることが、子どもの素直さを育てる秘訣なのかもしれません。

また悪さをした時の叱り方にも気をつけましょう。
子供が自分のあやまちを親に打ち明けたとき「どうしてそんなことしたの?」と頭ごなしに怒らずに正直に言ったこと自体は褒めてあげましょう。そして、次の段階として、子どもが悪かった点などがあれば、なぜそんなことをしてしまったのか理由を聞いて、今後はどうしたらいいか考えるようにしましょう。

http://mama.bibeaute.com/article/13538/

もし嘘をついてしまったら

もしも子供の嘘がわかった時、どのような対応をとるのがよいのでしょう。

頭ごなしに怒るのは逆効果です。
委縮した子どもが隠し事をするようになったり、バレないように巧妙な嘘をつこうとしたりするおそれがあるのです。

嘘をついてしまったら「なぜ嘘をついてしまったのか」その原因を子供と一緒に考えましょう。
そして次ぎまた同じような事が起きたらどう対処するか話し合う事も大切です。

少し年齢があがれば嘘をつかれた人がどう思うかを話してあげるのもよいでしょう。
「嘘をつかれてとても悲しかった」
「嘘をつかれたらもう本当の事も信じられなくなっちゃうな」と嘘をつく事によって周りから信用されなくなることも伝えるとよいでしょう。

ついてもいい「嘘」がある

子供に「嘘はつくな」「嘘は絶対いけない」と良い続けていませんか?
時にはついてもいい嘘があることを教えてあげましょう。

「相手を傷つけない嘘」「思いやりの嘘」もあることを子供はいつしか知る時がきます。
その時には嘘は決して良いことではないが、第三者を思いやれた気持ちは褒めてあげましょう。

大人になるにつれ、嘘も複雑になってきます。
子供のうちから嘘をつきにくい環境を作ってあげ、子供と一緒に親も成長していきましょう。子供が嘘をつく時は何かのサインが隠されているのかもしれません。
嘘をつくことばかりを気にするのではなく、その背景を考えることの方が大切なのです。
まずは嘘をつかなくすることを考えるのではなく、嘘をつきにくくする環境を考えましょう。

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