発達障害とは?種類別の症状と特徴まとめ

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子育てをしていると、「発達障害」という言葉をよく耳にしませんか?

何となく聞いたことがあるけど、本当はどんな障害なのかよくわからない。

誰に聞けばいいのかもわからない。

そんな方に、知って欲しい「発達障害」の簡単な説明です。

発達障害ってなんだろう?

発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」(発達障害者支援法における定義 第二条より)と定義されています。

発達障害のある人の特徴としては、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手です。
また、その行動や態度は「自分勝手」や「変わっている」と思われ敬遠されてしまいがちですが、これは親の躾や教育の問題ではなく、脳機能の発達が関係している、生まれつきの障害なのです。
発達障害には、早期の気づき・適切な療育がとても重要だとされています。
わが子が育てにくいと感じたり、コミュニケーションが取りにくい、幼稚園や学校などでの社会性に困難を感じた場合は、まずはお住まいの市町村の窓口や「発達障害支援センター」に相談してみましょう。

自閉症

自閉症の場合、生まれつき脳の機能がうまくいかないため、3歳までに何らかの症状が見られます。
自閉症の人の半数以上に知的障害を伴いますが、知能に遅れのない高機能自閉症という人々もいます。
他人に興味を持つことが少なく、日常生活においての決まりや習慣へのこだわりが強く、奇妙な行動を繰り返すことがあります。

【特性】
●言葉の発達の遅れ
●コミュニケーションの障害
●対人関係・社会性の障害
●パターン化した行動・こだわり

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、広い意味での「自閉症」に含まれるタイプのひとつ言えます。
しかし、自閉症のように幼児期に言葉の発達の遅れが見られないため、障害があることがわかりにくいのですが、成長と共に不器用さはっきりしてくるのが特徴です。

【特性】
●基本的に言葉の発達の遅れはない
●コミュニケーションの障害
●対人関係・社会性の障害
●パターン化した行動、興味・関心の偏り
●不器用(言語発達に比べて)

注意欠陥多動性障害(AD/HD)

注意欠陥多動性障害(AD/HD)は、「集中できない(不注意)」「じっとしていられない(多動・多弁)」「考えるよりも先に動く(衝動的な行動)」などを特徴とする発達障害です。
注意欠陥多動性障害は通常7歳以前に症状が現れると言われます。多動や不注意は、小・中学校の頃に目立ちますが、思春期以降になると症状が目立たなくなるとも言われています。

【特性】
●不注意(集中できない)
●多弁・多動(じっとしていられない)
●衝動的に行動する(考えるよりも先に動いてしまう)

学習障害(LD)

学習障害(LD)とは,全般的には知的発達の遅れなどはみられないが、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するなどの特定の能力を学んだり。行ったりするのに著しい困難を示すさまざまな状態を指します。

【特性】
●「読む」「書く」「計算する」といった能力が、全体的な知的発達に比べて極端に苦手

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