結婚式準備のデリケートなお悩みポイント5つ

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結婚式の準備はやる事たくさんで大変ですが、基本的にはプランナーさんの指示に従い、ひとつずつこなせば無事終えられるものです。

ですが準備段階で色んな問題が出てくるケースもあります。

それは家庭の事情だったり、人間関係だったり、からだの事だったりとさまざま。

デリケートなお悩みだと、なかなか周りにも相談しづらいですよね。

そんな時どうすればいいのか、筆者が結婚式場で勤務していた時の経験からご紹介します。

少しでも困っている方のヒントになれば幸いです。



両親が離婚している場合

結婚したカップルの3組に1組が離婚しているとも言われる現代の日本。
なかには自分もしくはパートナーの両親が離婚している場合もあります。

筆者の経験の中で多かった相談は、花嫁さんからの「離婚して父親と別居しているが、バージンロードはどうしたらよいのか」というもの。

そんな時提示させて頂いた解決法としては、

1:最初から新郎or母親と入る
2:父親と入場が希望であれば、お母様の同意を得た上で行う
3:特にこだわりが無ければ神前式に切り替える

の3つでした。

自分が父親と入りたくても、今まで育ててくれた母親の意見も尊重したいところですよね。
晴れの日だから、とその日は堪えるお母様も多かったです。

例えば挙式は父親と入場しつつも、親族写真や披露宴では父親は不参加というケースもありました。

親が絡む演出に関しては、後々トラブルにならないように家族の同意を得た上で行うのが一番です。
ちゃんと妥協点など落としどころを決めておくのがポイントです。

両親が再婚している場合

新郎新婦のご両親のなかには、離婚後、別の方と再婚している方もいらっしゃいます。
この時に出てくる悩みとしては、「再婚した義母(義父)か実母(実父)どちらを尊重すべきか」です。

この場合も明確な正解はありませんが、重要なのは「これからも家族として付き合っていく方を優先する」という事。

もし、自分が小さい頃に両親が離婚し、その後再婚したのであれば、再婚相手の方は立派にあなたの「親」です。
きっとあなたと同じぐらい、家族になろうと努力したのに間違いありません。
ある程度関係が良好なようであれば、出来れば義親の方を立ててあげて下さい。

ですが実親にも式に出てもらいたい、という方もいらっしゃるかと思います。
その場合は同居していた家族にきちんと気持ちを話しましょう。

それでも納得してもらえない場合は、プランナーに相談をしてみるのが一番。
挙式の時だけ実親に後ろの席で見てもらうとか、新郎新婦だけの写真撮影時に招き入れてもらい、記念の写真を撮ってもらえるなどの配慮をしてもらえる事もありますよ。

招待予定の夫婦(カップル)が別れた

こちらも新郎新婦が遭遇しやすいトラブルのひとつ。
夫婦やカップルぐるみでお付き合いのあるご友人もいらっしゃるかもしれませんね。

ですが人間何が起こるか分からないもの。
結婚式前に、招待予定の夫婦が離婚(もしくはカップルが破局)……というケースもあるのです。

その場合は通常であれば、「縁起が悪いから」といって先方から招待を辞退するのがマナーなのですが、どちらも出席するつもりだった場合は席を離すしかありません。

明らかに片方に有責があっての破局の場合は、有責者の出席をきっぱりとお断りしましょう。

体に傷・タトゥーがある

ウエディングドレスが着たいけれど、腕や背中に傷やアザ・タトゥーがある為に諦めた花嫁さんも何人かいらっしゃいました。

特にタトゥーは近年、ファッション感覚で入れる方が多いですよね。
ですがウエディングドレスを着た時、肩や腕、胸元などのタトゥーは隠しようがないのが現実です。

タトゥーに関しては、若い世代はそうでなくても、中高年世代には抵抗のあるもの。
出来れば隠したい、バレたくないと考える方は多いです。

一番の方法は和装を着る事ですが、どうしてもウエディングドレスを着たい場合は「ボディアート」「タトゥー隠し」などの特殊メイクを頼んだり、「ボディジュエル」というメイク法で隠すなどの方法があります。

ブルーデーと重なりそう……

女性特有の生理現象はいつも日程に気を遣いますよね。

毎月規則的に来ていても、準備でバタバタしている事で不規則になって式の直前にブルーデーになっちゃった、という事もありえます。

なるべくなら結婚式当日にブルーデーは避けたいもの。

もし周期的に日程と近づきそうならば、婦人科に行きピルを処方してもらう手があります。
避妊の方法としてだけでなく、月経周期をずらすために行く方は多いので心配しなくてOK。

ただし、式当日の1か月半前ぐらいには行かないと効果が出ませんので、2か月前を目安に行きましょう。

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