乾燥の季節の嫌な静電気の体への影響と対策方法

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寒くなってくるとただでさえ憂うつになりそうなのに、静電気体質の人にとっては恐怖の季節となりますよね。

服を脱いでパチン!車のドアでパチン!ボディタッチでもパチン!

静電気は不快なだけではなく、体にも何か影響はあるのでしょうか?赤ちゃんや子どもには?



●静電気はなぜ秋冬に起きやすい?

湿度が高い時は、発生した静電気は空気中の水分を伝って逃げていきます。
湿度が低い冬は空気中の水分が少ないため、静電気は体にたまってしまいます。

その時体は+(プラス)の状態になっていて、-(マイナス)の金属に触れると放電。
その時にあの「パチン!」が発生しちゃうんですね。
私たちが日常で体験する静電気は主に3つ。

・接触帯電 二つの物体が密着することによって発生する静電気。
 帯電状態にある私たちが金属のドアノブなどに触れた時かな?

・剥離帯電 接触した物体が離れる時に発生する静電気。
 スーパーで袋詰めしている時、ロールされてるビニール袋を一枚ピリピリっとはがし取ると静電気で手にくっついてきますよね。あれもそうかな?

・摩擦帯電 物体が摩擦した時に発生する 静電気。
 寒くなると重ね着をしますが、服と服の摩擦でも静電気が発生しちゃうパチパチくん。

https://www.smcworld.com/ionizer/doc01.jsp

●体への影響は?

バチッが怖くて冷や汗が出たりストレスに感じるだけでなく、静電気が体に及ぼす悪い影響ってあるのでしょうか?

・、カルシウム・ビタミンCなどが流失。
・免疫力の低下
・疲労蓄積
・ホコリなどアレルゲン物質を寄せ付けてしまう。
・ウイルスを引き寄せてしまう。

こんなに影響があるなんて驚きですね!「バチン!」が気にならない人も対策を講じた方が良さそうです。

●原因

「静電気体質」「帯電体質」
血液がドロドロ状態だと静電気を起こしやすいと聞いたことがあります。
喫煙、偏った栄養バランスにより血液の水分量が少なくなっていることが原因。

また、重ね着による静電気ですが、重なり合う素材によって静電気が生じにくいものと生じやすい組み合わせがあります。

●静電気をためないように

ドロドロ血の疑いが濃厚だったわたしは、らっきょうを毎日食べ続けました。
らっきょうは血液をサラサラにしてくれるのだそうです。
他に、黒酢もすすめられています。

また、ミネラルウオーターはマイナスイオンを手軽に摂取でき、毎日1リットル~2リットル飲み続けたら効果を感じたという方もおられます。
水道水を一度沸騰させて飲む方法も良いとか。

服の組み合わせですが、最も静電気を起こしやすい組み合わせは
「ウール・羊毛」と「塩化ビニル」素材。
ウール100%の服の下にはナイロンやレーヨンのものを着用しましょう。

綿のシャツの上には秋冬ならアクリルやポリエステル、夏は麻やレーヨン。
綿は静電気起きにくいっていうイメージを勝手にもっていましたが、組み合わせを間違えると痛い思いをしちゃうんですね。

赤ちゃんやお子さんの服を購入する時は、素材にも注意してあげたいですね。
静電気は赤ちゃんのお肌を乾燥させてしまうこともあるようです。

抱っこする時の摩擦も最小限になるよう、ママと赤ちゃんの服の素材の相性も大切。
なんだかとても大変ですね。でも、あの痛みから少しでも解放されるなら・・・。

http://www.ces.or.jp/hoan/nazenani/05/index.html

●静電気防止グッズ

衣類をお洗濯する時は仕上げに柔軟剤を使用。
お出かけ前に静電気防止剤をスプレー。
わたしは車に乗り込む前、シートの背もたれなどにもスプレーしておきます。

お子さんが吸い込まないように注意してくださいね。

握れば放電してくれるキーホルダーはかなり効果があるようです。

室内では観葉植物を置いたり加湿器を利用して湿度を50パーセントくらいに保ちましょう。
風邪やインフルエンザ予防にもなりますね。

ドアノブに触れた時のパチン!防止のカバーも売られています。

最近らっきょうを食べていないせいかまた静電気体質に戻りつつあるので、さっそく対策を始めます!!

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