働くママに「子どもがかわいそう!」と言ってはいけない3つの理由

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妊娠前から仕事をしていた女性は、出産後保育園に子供を預けて仕事復帰される方が多いと思います。

しかし、1歳前の我が子を預けて働きに出るのは、やはり辛いもの…。

そんな時にかけられる言葉は、時には母親を追い詰めます。

あなたは、無意識のうちにそんな言葉をかけていませんか?

または、辛い思いをしているのに1人で抱え込んではいませんか?

 



一番言われて辛いのは「○○ちゃんが可哀想!」

職場復帰する際、親や兄弟姉妹、あるいは周りの女性から「子供がかわいそう」と言われることがあります。
特に家で子供を育てている方からかけられることが多い言葉です。
それに、親世代からはよくこのNGワードを口にします。

根拠はどうであれ、この発言はママを深く傷つけます。なぜなら、誰よりも子供を悲しませたくないのはママであり、誰より子供を幸せにしたいのもママだからです。
専業主婦が当たり前な世代程、ママの気持ちを深く考えずに、「子供がかわいそう!」と発する人が多いのです。

働くママさんが一番言われたくない言葉である「子供がかわいそう!」

その理由をまとめてみました。

①本当にかわいそうかはわからないから

子育ては結果が見えないので、本当にこどもがかわいそうなのか、結局はわからないのです。

ですが、ママは反論できず、ただ自分を責め続けるだけなのです。

小さいうちは一緒にいてあげたい。
1番そう思っているのはママ自身です。

這う・立つ・歩く・喋る…
人生で二度とない「初めて」の瞬間を見守りたい気持ちは、ママ自身が1番強く思っているはずなのです。

「かわいそう」
という言葉は、鋭利な刃物と同じく、時には凶器にもなりうる怖い言葉です。

発する前に、1度ママの気持ちを考えてみませんか?

②ママにも将来があるから

「子供がかわいそうだから」というのはわかります。では、ママは?

仕事をやめてしまうということは、自分が大切にしてきたことを失うことでもあります。子供が大きくなった時に、またその仕事に復帰できるという保証はどこにもありません。

仕事が生きがいだという女性もいますし、自己実現の手段そのものである場合もあります。
「女性なんだから子供を育てることだけを生きがいにするべき」というのは暴論です。

また、そこまで仕事に対しての想いが強くないママでも、このようなご時世ですので、いずれ共働きになる可能性が高いのです。

思い悩んだ末に復職する決意をすることをわかってあげてください。

③ママと子供の心はつながっているから

子供はママの変化を敏感に感じます。
ママがニコニコしていれば機嫌がよく、イライラしたり体調が悪いときは、なぜかぐずったりやたらと甘えてきたりします。
だいたい鏡のように同じ気分でいるものです。

子供に悲しい気持ちを味わわせること、それこそ本当に「かわいそう」ではないでしょうか。
「子供がかわいそう」という一言は、結果的に子供をも傷つけるかもしれないのです。

おわりに

復職した女性が子供のことを愛していないというのは、間違いです。逆にとてもとても愛情深いからこそ、復職の前には並々ならぬ思いと決断があったはずです。静かに見守ってあげてください。

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