関西の親子で工場見学可能なスポット5選。身近な製品の意外な工程

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工場見学――。いま流行の観光スポットです。製造工程は勉強になるし、おみやげもいただけて、しかも無料。ビールやお菓子、ミートボールなど関西各地には、製造工程を公開している工場がたくさんあります。4歳5歳になれば、お子さんでも十分に楽しめます。解説も親切ですし、自動化されている機械が面白い。お子さんが、理科や算数に興味を持つようになるかもしれませんよ。



キューピーマヨネーズ伊丹工場

毎日のように食卓にのぼるマヨネーズ。卵が主原料って知っていました?
この卵に亀裂を入れて、自動で割るロボットのような機械、「割卵工程」と呼ばれるのですが、きゅっとアームで卵をつかんで、パカっと、1時間に何千個もの卵を割る光景は、いま思い出しても「すごい」の一言ですね。
この工場、関西には大阪空港の近く、兵庫県伊丹にあります。予約をすれば見学できますが、できれば小学生以上が望ましいとのこと。
長期休暇には、イベントもたくさん開かれていて、卵から手作りマヨネーズづくりを体験できるイベントは、毎年大人気です。

http://www.kewpie.co.jp/know/openkitchen/itami_01.html

グリコ神戸工場

お子さんが大好きなグリコ。そのグリコの代表的な商品、ポッキーがつくられていく過程を見ることができます。
とくに焼き上がった25メートルのポッキーを、自動的にいつもの15センチの長さに切られていく過程は、「へーっ」の連発。工場見学を「グリコピア」と名づけて博物館のように整備したグリコさんはエライ。「楽しみながらお菓子の世界を見て、知って、学んでね」と呼びかけていますよ。
館内は広く、たくさんの展示物があり、なかでもキャラメルのおもちゃが展示されていて、はしゃいでいる大人でも「あっ、なつかしい」と大騒ぎしています。
なお施設内は階段があるので、ベビーカーは難しいです。
WEBか電話で要予約。アクセスは、神戸市営地下鉄「西神中央駅」からバス。自家用車が便利です

http://www.glico.co.jp/glicopia/kobe/index.html

サントリービール京都工場

パパが大好きなビール。京都は地下水がおいしいところと知られていて、サントリーがウイスキーとビールの工場があります。かつてはキリンビールも工場もありましたよ。
ビールの原料などの丁寧な展示と、清潔な工場内の見学通路。圧巻なのは、缶にビールを充填し、ふたをする工程。すごい速さで缶が動き、ビールを充填されてフタが置かれて、密着封緘されていきます。
わが家の娘、とりわけ下の娘は、このシーンが大好きで、その場から離れようとしないくらい。
終了後はパパママにはうれしいビールの試飲タイム、お子さんには「なっちゃん」などのジュースがあります。
アクセスは阪急・西山天王山駅から歩き(10分)か、送迎バス(無料)。予約がお勧めですね。

http://www.suntory.co.jp/factory/kyoto/

イシイのミートボール 丹波工場

子供たち大好きのイシイのミートボール。京都市内から車で1時間、石井食品の京丹波工場で、ミートボールの製造工程が見学できます。
予約をしないと見学できませんが、この予約がなかなか取れません。
「2ヶ月前の5日より」とWEBには書かれていますので、わが家も何回かチャレンジしましたが、日祝は見学できませんので、いきおい土曜日に集中します。あとは運動会の代休の月曜日も埋まってしまうことが多いようで、わが家は2年がかりで、パパが工場が大好きなので粘り執着して、ようやく予約が取れました。
なお毎年冬は、工場が忙しいとの理由で見学を断っているそうです。

http://www.ishiifood.co.jp/kengaku-kyotanba-top.php

雪印メグミルク 京都工場

イシイの工場と同じ、京都の口丹地域にある、雪印牛乳の工場。
京都市内にあった工場を移転させたのですが、わが家のパパのお友達が、そのまま八木町にアパートを借りて単身赴任ですんでいました。
パパは何回も行ったことがあったようですが、家族でいったのはつい最近。とても近代的な大きな工場で、スーパーで買うことができる1リットル牛乳が、大切に清潔に扱われていることに感激しましたよ。
牛乳パックに牛乳が注ぎ込まれる光景には、娘たちも「おーっ」と声を上げていました。
パパの影響で工場見学が大好きな娘たち。関西には工場見学できるスポットが、まだまだ沢山ありますよ。

https://www.meg-snow.com/fun/factory/kyoto.html

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