妊娠がわかったらすぐに始めるべき産婦人科選びの方法

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産婦人科医の不足が根底にあるからか、やはり評判の良い病院に患者が集まるからなのか、人気の産婦人科はいつも混雑。分娩の予約も、妊娠7,8週の予定日が確定する頃になると、もう予約がいっぱいだと断られることも珍しくはありません。妊娠発覚の喜び?驚き?に浸るのも良いですが、早め早めに有出産場所を選んで、安心しておきたいですね。

どこで産む?

 産婦人科で産むなら、クリニックや総合病院、大学病院等様々な機関があるし、助産院を選ぶ方もいれば、自宅で分娩する方もいますよね。私自身は、病院での分娩経験しかないけれど、自宅で出産した友人の話を聞くと、入院しなくてもいいから上の子がいても安心だし、リラックスして出産に臨めるし、それはそれで素敵だなと☆その友人は4人出産しているけれど、全員を自宅で出産しています。ただ、私の場合、何か予期せぬ出来事があったらと・・・超がつくくらいの心配性なので、やはり次も(次があれば)病院かな!?ここでは、私の浅い経験ですが、どういった視点で病院を選ぶと良いのかちょっとご紹介します。

担当医師の性別は重要!?

 産婦人科ではやっぱり人気なのが女医さん。内診があるし、男性医師には恥ずかしくて相談できないこともありそうだし。ということで、女医さん目当てで病院を決めることもあると思いますが、やはり人気なので予約がいっぱい!結局は他の医師に診てもらうことに・・・なんてこともよくあるし、夜間や休日に陣痛がきたら診てくれるのは当直医師だし、それらも考慮して決める方が良いですね。ちなみに、私の場合、医療従事者としての偏見があるのか・・・産婦人科の女医さんは同性に厳しいイメージがあって、むしろ男性医師希望。もちろん、自己管理が大事だから、厳しい指導も当然といえばそうなのだけれど・・・。

アクセスが大事

 やはり、陣痛がくると、これが陣痛なのかどうなのかと判別が難しいこともありますし、気持ちは不安で焦ったりもします。妊娠中のお腹の張りや出血で受診するにしても、自宅からの(もしくは里帰り先からの)アクセスが良いことはとても重要。時間がかからないだけじゃなく、自動車やタクシー等どれだけのアクセス方法があるのか、突然の通院時に誰かが助けてくれるのか等もしっかりと確認を。

産後の母児同室

 産後、赤ちゃんと2人きりの時間を楽しみたい人や、家に帰るまでは1人きりの時間を楽しみたい人など、希望はそれぞれだと思います。だから、前もってその希望が通る病院なのかをきちんと確認しておいた方が良いでしょう。産後、大部屋で過ごす場合は母児同室ができない病院も多いですし、個室でも一旦母児同室をすると、お母さんが夜泣きで疲れても、赤ちゃんが新生児室には戻ることができない病院もあります。全個室で、基本的には母児同室だけれど、お母さんと相談しながら新生児室に戻ったり同室にしたりと臨機応変に対応してくれる病院もあるので、しっかりとチェックを!

時には病院の変更も必要

 妊娠が発覚した時にはわからなかったけれど、後々の検診で双子あるいは三つ子だということがわかったり、入院管理が必要な合併症が生じたりと、途中で総合病院や大学病院に変更せざるを得ない場合もあります。それだけじゃなく、担当の医師や助産師さんの対応・指導等に疑問を感じた場合等も、病院を変えることを検討しても良いと思います。出産はおめでたいイベントではあるけれど、分娩時の出血多量や感染等のトラブルで母児共に生命の危険に陥ってしまう可能性もあるからです。だからこそ、しっかりスタッフとコミュンケーションがとれ、本当に信頼できる場所を選んで下さい。

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