1歳未満の赤ちゃんのいるママ必見!乳幼児突然死症候群について

1,592 views

乳幼児突然死症候群という言葉は検診などで聞いたことがあると思います。うちの子は大丈夫と思いたいけれど、現在のところ原因は不明。病気ではなく事故ではないか?と言われるほどその原因は死後の解剖などでも死因が判定出来ないとても恐ろしい乳幼児突然死症候群。直接的な原因は分からないとしても出来る限りの予防はしたいですよね。乳幼児突然死症候群という病気を知って出来る限りの予防策をまとめてみました!

乳幼児突然死症候群って?

乳幼児突然死症候群とはSIDSとも言われており、1歳未満の赤ちゃん特に生後2か月から生後6か月の赤ちゃんに発症することが多いですが稀に1歳を過ぎた赤ちゃんが発症することもあります。乳幼児が睡眠中に突然死してしまうと言う怖い病気です。
この乳幼児突然死症候群を発症した赤ちゃんのそれまでの病歴やその時の健康状態さらには解剖などを行っても死因が断定できないものもあり、寝ている際に起こることから事故ではないか?と言う方も少なくありませんが検診などでは注意喚起としてお話はされていると思います。

予防はできる?

原因がはっきりと分からないと予防のしようもないのでは?と心配に思うママも多いのではないですか?病気ではなく事故ではないか?と言う点も含めて予防法として検診のときにみなさん指導されていると思います。具体的にどんな方法が予防法なのか?下記にまとめてみました。

・喫煙者であればたばこをやめる
・うつぶせ寝は避ける
・母乳育児
この3点について下記で具体的にご紹介します。

たばこをやめる

妊娠中の喫煙は胎児に影響があるというのは皆さんもご存じだと思いますが生まれてからも例外ではありません。喘息や肺炎のリスクが高まる他に乳幼児突然死症候群も例外ではないと言われています。両親が喫煙する子は喫煙しない両親の約5倍も乳幼児突然死症候群の発症率が高いとも報告されています。
注意したいのが赤ちゃんがいない部屋でたばこを吸えば問題ないのでは?と喫煙者の方は思うかもしれないですが喫煙後の赤ちゃんへの接触も受動喫煙の恐れがある為に赤ちゃんの為に禁煙するのがベストです!
最近人気のアイコスも同様に赤ちゃんを危険から守る為にもアイコスであっても例外ではありません。

うつぶせ寝

乳幼児突然死症候群がうつぶせ寝による窒息とも考えられ、それまでうつぶせ寝だと頭の形が悪くならないとかうつぶせ寝の方がよく寝てくれるなどの事で推奨されていたうつぶせ寝も乳幼児突然死症候群が増えて来たことで検診などでも仰向けで寝かせるようにと指導をしたところ乳幼児突然死症候群の子が減ったこともあり、今でもうつぶせ寝は注意が必要と指導されます。

確かに寝返りが出来ない赤ちゃんをうつ伏せで寝かせて両親も寝てしまうのはちょっと怖いですね。どうしてもうつぶせ寝をさせる場合には目を離さずに赤ちゃんが起きるまで見ていられる大人がいる場合のみにした方が危険から赤ちゃんを守ることになりますね。

母乳育児

母乳で育つ赤ちゃんは風邪や病気に掛かりにくいと言われますよね。ママから栄養や免疫力など様々なものを摂取出来る為に母乳育児を勧められます。この乳幼児突然死症候群もミルクで育った子よりも母乳育児の子の方が発症率が低いと言われる為に検診でも母乳育児を勧められると思います。しかし母乳にこだわり過ぎてそれがママへ負担になってしまう事もありますよね。

母乳が出なくなってしまったり母乳の量が足りなくなってしまったらミルクと混合またはミルクで育てる事も決していけない訳ではないので、あまりそこにこだわり過ぎないように!
はっきりとした原因が分からないだけに気を付けられる事は気を付けて赤ちゃんを乳幼児突然死症候群から守ってあげましょう。

こんな記事も読まれています



シェア