子どもに英語を習わせるときに考えたいこと

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子どもの将来を考えた時に、英語は話せた方がいいとお考えのパパやママは多いと思います。

確かに話せた方が就職の幅も可能性も広がるしいいのだとは思いますが、それでは何歳から、どんな勉強法で英語を習うのが一番いいのでしょうか?

0歳説と5歳説

最近は、人気のある習い事の上位にランクインする英会話ですが、もし習わせるなら何歳くらいがいいのでしょうか?
0歳から始めた方がいいという説と、まだ日本語もちゃんと覚えていない赤ちゃんに英語を習わせても、頭が混乱するので、ちゃんと日本語を話せるようになった5歳くらいがいいという説に分かれているようです。

日本に生まれて

私たちは、日本に生まれ日本の文化の中で、そして日本語を話せる両親の元で育てられたからこそ何も努力しなくても、自然に日本語を習得したのだと思います。
私自身もそうですが、これをお読みになって下さっているみなさんもきっと、日本語を身につけるために、特に何か苦労したとか、努力をしたという方はいらっしゃらないと思うのです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、言葉も話せずただ、周りの人の言葉や行動を聞いたり見たりして成長していきます。
そう、私たちは両親がどこの国の人でも、目の色髪の色がどうでもフランスで生まれればフランス語を台湾で生まれれば台湾語を、日本で生まれれば日本語を気づけば話せるようになっているのです。

英語を勉強しているのに英語が話せないのはなぜ?

私も、中学で3年、高校で3年、短大で2年計8年間英語を勉強してきましたが、英語が話せるようにはなっていると思えません。実際、アメリカ人に話しかけられて、道を聞かれたことがあるのですが、そもそも相手の言葉が聞き取れないのです。
私は、それなりに英語の勉強をしてきたはずなのになぜ??と思いました。
考えてみれば私たちは、受験勉強に必要な英文法の基礎(過去形や未来形など)を習い、ただ暗記して覚えていただけなのだから、話せないのは当たり前なんだけれど、それなら学校での勉強に何の意味があったのでしょう。
英語を単純に話したいだけなら、文法などは関係ないのだと思います。私たちの普段の会話の中で、主語はこうで述語はこうでなんて考えながら会話をしている人は、誰もいないはずだからです。

目的を決める

英語を勉強するとき大事なポイントは、目標の設定ではないかと思います。
例えば、受験合格のためとか、英検(TOEIC)合格のため、又は留学したいとか旅行のためなどという具体的な目標を決めます。
そして、目的に合った勉強法を見つけることが一番の近道になると思います。

最後に

TOEICなどのスコアを伸ばしたければ、英語教材などを購入するよりも過去問を解く方が効率的だと思います。
けれど、実際に会話をしたいと思うのならば、ただ暗記するだけの英語の勉強ではダメだと思うので、まずは学習法を変えてみましょう。
生きた英語に触れる、文化に触れることが一番ですが、なかなかそんな機会はないと思うのでSkypeなどでの英語レッスンなどを利用していくのも一案かと思います。

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