がんばりの効く身体を作るために必要なこと

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起床・三度の食事・就寝、これが生活リズムの5つの基本です。

この5つのリズムがなるべく、一定していることが大事で、子どもにとっては特に規則正しい生活が必要なのです。例えば朝6時半に起きるためには、小学校1年生で午後8時、中学生で午後10時と言われています

睡眠のリズム

睡眠のリズムは特に、親によって作られた子供が育つ環境に大きく影響されるでしょう。
生活リズムの中で、最も大事なのが、この睡眠のリズムで、決まった時間に眠る習慣をつけることで、大人になった時に、頑張りの効く身体が作られて行きます。
また、自律神経もしっかり整えられて行きます。
現実的には、なかなか難しいことではありますが、なるべく子どもの睡眠のリズムを崩さないように、親が見守ることが大切だと思います。

食事のリズム

良く眠る子どもはよく食べます。
朝・昼・夜と時間を決めて、なるべくなら三度の食事の中のどれか一回でも、家族団らんの場所に出来ることが理想的です。
家族全員が揃って楽しく食卓を囲む。
子どもは体と心でそれを覚えていて、大人になった時に、新しい家庭を築いていくのです。
食事を通して文化を継承されて行きます。
現代では、なかなか家族全員が揃うのは難しいけれど、週に一回でも二回でもそういう場所を作れるようにしていきたいですね。

運動のリズム

よく眠った後は、子どもは夢中になって遊びや勉強に没頭できます。
特に幼児では、汗びっしょりになっても構わずに、体を活発に動かします。
そのあとに、心地よい休息や、お昼寝というリズムを作ることが出来たらいいと思います。
生活リズムが安定した人は、体が時間を予知します。
人間の体内に組み込まれた生体リズムは、日常的訓練で確立されていくものなのです。

最近の家庭事情

この頃では、夜型のご家庭が多くなり、自然と子供も夜型になりつつある傾向が強いようです。
一歳児でも夜11時頃眠る子どもがいると聞いたときには、さすがに驚きました。
保育園の先生が仰るには、最近は朝食を食べてこなかったり、時間が決まっていないご家庭が多いようだという事でした。
睡眠不足だと朝ぎりぎりまで寝ているので、食欲もわかないですよね。
これに関しては、大人でも同じだと思うので、幼いお子さんがいるご家庭では、自分自身の為にも規則正しい生活に切り替えてみませんか?

悪循環から抜け出すために

保育園では比較的時間は自由ですが、小学校になれば朝8時30分くらいまでには登校しなければいけなくなります。
しかし、夜遅くまで起きている子供の多くは低体温・低血圧の子が多くて、目覚めていても体は、朝についていけていない状態です。
なので、学校でいやなことがあると、眠いから余計に登校したくなくなると言う悪循環に陥ってしまう子どももいるようです。
そんな状況になる前に、幼いころから生活リズムをしっかりと整えておくことが大切だと思います。

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