嫌がる子どもに苦いお薬を飲ませるよい方法

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これから、寒い冬になり赤ちゃんや子供たちも風邪を引いて、お薬を飲まなくてはいけない事もあると思います。病院で出されるお薬の中には、ドクターに頼めばシロップに変えて頂けるお薬もありますが、抗生物質などはそうもいかなくて私は、子供が小さな頃には随分苦労したものです。

無理やり飲ませるのはNG

私は子供が二人いますが、上の娘は丈夫だったのですが、息子の方は幼い頃よく熱を出して、保育園などで感染症が流行り出すと真っ先にもらって来る子供でした。
なので、抗生物質を飲ませる機会も多く、本当に苦労しました。
最初は、「このお薬はちょっと苦いけど、飲めば痛いのが消えるから、我慢して飲もうね。」などと言い聞かせて飲ませましたが、「うん。」とは言うものの息子は、口に含むとすぐに薬を吐いてしまって、それ以来、粉薬を見るだけで、いやだ~と言って大泣きするようになってしまいました。

次に試した方法

それでも、何とか飲んでもらわないと困ると思って、水で溶いて少しずつ飲ませるようにしようと思って、最初にりんごジュースを少しだけ与えました。
私の作戦では、交互に少しずつあげれば大丈夫かなと思ったのですが、それでも息子はお薬をまったく受けつけてくれませんでした。
ジュースの方は普通に飲んだので、匂いでお薬だと分かってしまったのだと思います。

ドクターに相談

もう、まったく私の手には負えずに、仕方なくドクターに相談すると返って来た答えは「アイスなんかに混ぜて飲ませても大丈夫ですよ。」でした。
早速、家に帰っていつも食べているアイスクリームに混ぜて、食べさせてみました。
すると、嬉しそうに口を開けてくれたものの、いつもと味が違うためか、嫌な顔をして少し口から出してしまいました。
そして、二口目をあげようとしたところ、今度は嫌がって口を開けようとしません。
泣き出す息子を目の前にして、私も泣きたい気持ちになったものです。

保育園の先生に相談

保育園の先生に、お薬の事を相談したら、「持って来てください。私が飲ませてみますから。」と仰ってくれたので、その言葉に甘えて、早速持って行きました。
でも、仕事中もお薬を飲んだかなぁと、気になって仕方なかったのを覚えています。

その日、仕事が終わり迎えに行くと先生が「泣かないでちゃんと飲めましたよ」と、あまりにもあっさりというので、一体どうやって飲ませたのか尋ねると、「苦味は舌で感じるので、舌の下側にお薬を入れてお水をたくさん飲ませれば大丈夫ですよ」と教えて下さいました。

成功の秘訣は諦めない事?

先生が教えてくれた通りに、舌の下側にお薬を入れて、水を飲ませる方法で息子は粉薬を飲めるようになりました。
初めて成功したときは、涙が出るほど嬉しかったことを今も覚えています。

この他にも、粉薬を少量の水で溶いて、指で上あご部分になすりつけて、水で一気に流し込む方法も、息子の場合は成功しました。

私も随分苦労しましたが、その子に合ったお薬の飲ませ方が必ずあるはずです。
今悩んでいるママさんたち、頑張って下さいね。

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