赤ちゃんが熱があるときの離乳食はどうする?

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熱が出てしまった時、とても辛いですよね。こんな時はどんな離乳食を与えたらよいでしょう?離乳食の段階に合わせたメニューをご紹介します。無理だけはせず、赤ちゃんの様子を見て進めてくださいね。

お世話の仕方は

発熱で汗をかいているときは、脱水症状を起こしやすいので、水分の補給を第一に考えます。下痢と嘔吐がある場合は白湯か赤ちゃん用のイオン飲料を、ない場合はそれらの飲料の他、母乳、ミルク、果汁、麦茶などを与えます。赤ちゃんが飲みたがらなくても、少しずつ回数を多く飲ませましょう。
ちなみに我が家では、睡眠中にすぐに水分を補給できるように、寝室にイオン飲料を入れたマグをいつも用意しておきました。我が家の子どもは熱が高くなると、睡眠が上手に取ることができずに、喉が渇き夜中に起てしまうことがよくありました。めったに熱を上げることがなかったので、余計辛かったのかもしれませんね。そんな時に、冷蔵庫から出した冷えたイオン飲料だと、逆にお腹を壊してしまう気がしましたし、すぐに水分を飲むことができるのが良かったですね。

では、離乳食の段階ごとに参考メニューをご紹介します

離乳食の与え方

離乳食は消化の良いものを選び、1段階のやわらかさに戻して与えましょう。少し冷たいくすると食べやすいですよ。また、体温が上昇するとエネルギーの量が増え、ビタミン類の消耗も激しくなるので、果汁や果物などを与えると良いでしょう。
体の調子が悪いときは、普段食べなれていて、尚且つ、赤ちゃんの好きなものが良いですね。
食べられるものを、食べられるだけ与えましょう。

中期(7~8ヶ月)メニュー例

みかん果汁
材料:みかん 1/2個 水 大匙1/3
①みかんはしぼり、汁を大匙②取り分け、茶漉しでこす。
②①を器に入れ、水を加えてのばす。

ビタミンCと水分を補います。

後期(9~11ヶ月)メニュー例

いちごヨーグルト
材料:いちご 20g プレーンヨーグルト 40g
①いちごは洗って、へたをとる。
②①をスプーンでまんべんなくつぶし、プレーンヨーグルトと混ぜる。

甘くて食べやすいので、中期・完了期にも使えます。

いちごはビタミンCも豊富ですので、熱があるときには食べたい食材の一つですが、店先に並んでいない時もありますよね。我が家では、子どもがバナナ好きだったこともあり、熱が出た時はバナナヨーグルトをよく作りました。もし、いちごがない時期でしたら、バナナでも代用できるのではないでしょうか?

完了期(12~15ヶ月)メニュー例

パンカスタード
材料:食パン(みみを取り除いたもの) 15g 卵黄 1/4個分 牛乳 1/2カップ 砂糖 小匙1/3 片栗粉 小匙1/3
①食パンは1cm角に切る。
②ボウルに卵黄、牛乳、片栗粉を入れて混ぜ合わせ、目の細かいこし器でこす。
③鍋に①と②を入れて火にかけ、木じゃくしでかき混ぜながら煮る。プツプツと煮立ったら火を止め、人肌に冷ます。

水分の多いものを少し冷して、食欲が出てきた頃にいかがでしょう?

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