卒乳はいつすべきか。おっぱいバイバイの時期は?

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1歳を過ぎると、ひょっとしたら母乳を飲ませているお母さんは「そろそろ卒乳しなくちゃいけないのかな」と思うかもしれません。実際卒乳の時期や決まりはあるのでしょうか?筆者の体験も織り交ぜながらご紹介したいと思います。

安心感

母乳を飲むと言うことは、栄養を取るということだけではありません。ママに抱っこされおっぱいを飲むと言うことは、なんともいえない安堵感があり、心地が良いもののようですね。
ですから、1歳を過ぎても満足そうに母乳を飲んでいるようなら無理にやめる必要はありません。子供がなかなかおっぱいを吸うのをやめなくても、心配することはないようです。元気でよく遊び、きちんと食事を食べて、体重もきちんと増えているようなら、2~3歳まで母乳を飲んでいても問題はありません。

卒乳の時期ややり方はそれぞれ

とはいえ、お母さんにも都合はありますよね。
子供を保育園に入れて、復職する予定のお母さん、二人目を妊娠したお母さんは、やはり卒乳を考えてしまうかもしれません。
はたまた、しばらくおっぱいを吸っている姿を見ていたいお母さんもいらっっしゃると思います。
お母さんと子供にとって一番良い時期が卒乳するタイミングになるかと思います。

計画的に進めたい場合

子供のほうから自然にバイバイするのが一番理想ですが、時期を決めて卒乳する時は、大まかな進め方を決めておきましょう。
まず、子供が食事を1日3回きちんと食べられるようになっていることや、コップやストローで水分を取れていることが大切です。
数日前から、「そろそろおっぱい、バイバイだね」と「おっぱいバイバイして、ごはんいっぱいたべようね」など話しておくようにしましょう。その日いきなり急におっぱいがなくなると子供も戸惑います。
それでも、泣いて欲しがると思いますが、そんな時は家族の協力を仰ぎましょう。お母さんの顔を見ると欲しがることもあるようです。
また、昼におっぱいを欲しがる時は「バイバイなんだよ」と優しく話して、抱きしめて愛情が変わらないことを伝えてあげましょう。
3日から一週間くらいで卒業すると言われています。

成長の証

おっぱいを欲しがる子供を見ると、やっぱりかわいそうになって、おっぱいをあげたくなりますね。
もし、お母さんのほうにどうしてもあげたいという気持ちがあるようなら、その時は無理せずあげたほうが良いです。いつかは必ず飲まなくなるものですからね。ただ、もう一度始めると決めたら、その時はそれなりの覚悟をしましょう。どっちつかずに揺れていると、かわいそうなのは子供です。
卒乳は誰もが通る道です。それによって、出来ることも増えてきます。卒乳は成長の証。お母さんにとっても子供にとってもきちんとした形で迎えられるといいですね。

ちなみに

最後に参考までに筆者の体験談を。
筆者は2人子供がいますが、どちらも母乳で育てました。
母乳の出はそれほどよくありませんでしたが、完母で育てることが出来ました。
一人目は、離乳食が始まった時に、沢山食べてくれました。あっという間に、母乳は寝かしつけの時だけになりました。1歳前、ある日夫が夜の寝かしつけをしてくれて、その時に母乳ナシで寝てしまったことから、あまり母乳に固執していないことがわかりました。1歳過ぎてすぐ卒乳を試してみたところ、あっけなく終わってしまいました。
二人目も、同じような感じでした。ただ、ねんねは夫では寝てくれなかったので、いつも私が母乳を飲ませて寝かしつけていました。11ヶ月の時に、今まで全く噛まなかったおっぱいをある日カブリと噛まれ、思わず筆者が「痛い!!」と言った言葉に驚き、それから片方のおっぱいは全く受け付けないようになってしまいました。筆者は、妊娠の予定はないので、二人目は気の済むまで飲ませてあげようと思っていたのですが、結局それがきっかけで、その数日後には卒乳してしまいました。寂しかった…。
でも、卒乳の成長を見届けられて良かったと思っています。

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