夫が注意すべき点とサポート方法まとめ【夫婦で協力】

1,986 views

大切なパートナーを支えるためにはどうすればよいか。初めての出産はわからないことばかりだと思いますが、大切なのは相手を思う気持ち。
妊娠から産後まで、基本的な注意点とサポート方法をまとめました。



妊娠初期のサポート

【産前(妊娠)うつ】
妊娠初期のママの心は非常に不安定になりがちです。 夫 としてはワケもわからずイライラしている妻に八つ当たりされたと感じてムッとすることがあるかもしれませんが、これはホルモンバランスの変化やつわり、体型の変化や出産・育児への不安などから起こる「産前(妊娠)うつ」という症状であることを理解してあげてください。

【つわり】
つわりになる方とならない方がいますが、つわりで多いのが気持ち悪くなって食事がまともに取れない場合です。それまでなんともなかったものまで食べられなくなることもあり、中にはファーストフードのポテトしか食べられないという人もいるようです。

※夫がしてあげられること※

・不安な気持ちを支えてあげる
心配で気持ちが落ち込んでいて出不精になったりもします。そうなるとますます考え込んでしまってこの時期大事な食事もとらなくなったりしてしまいます。できるだけ強引でも外に連れ出して気分転換させてあげましょう。ただし無理は禁物ですよ。ゆっくり楽しめるところがよいですね。

・つわり中の食事を¥はあっさりしたものを用意する
メニューだけでなく、食べるペースなども気遣ってあげましょう。

妊娠中期以降のサポート

妊娠も中期になるとある程度落ち着いてきます。5ヶ月くらいから最も安定した時期にはいり、初産の妊婦さんでも多少不安がとれてきます。この時期からすこしずつ出産や産後をイメージして準備を始めましょう。

つわりが治まると食べる量も当然戻ってきます。この時期に栄養をたくさん取れるようにしたいですね。
でもつわりを見てきた夫にとって、それまでと比べておいしそうに食べる妻の姿に安心して、たくさん食べさせてしまいがちです。
妊娠も中期になると一般的に心も体も落ち着いてきます。このころは運動が解禁にもなり、スイミングやウォーキングを始める妊婦さんも多いと思います。こういうとき、夫は基本的に妻のやりたい事に全面協力しましょう。
とはいえ重労働は厳禁。あくまで運動は気分転換程度に。

妊婦のマイナートラブルと称される、腰痛・肩こり・肌荒れなどが多くなります。お腹も重くなってくると姿勢も変わるので腰痛などは出やすいようです。

※夫がしてあげられること※

【力仕事のサポート】
妊娠中の奥さんに重いものを持たせてはいけません。重いものを持って無理に踏ん張るとお腹を圧迫してしまいます。特に後期に入ると子宮が刺激されたりするそうです。
 そして、妊娠も後期に入るとお腹の中には5キロ以上のものが入っています。妊婦さんにとっては数ヶ月前までは何もなかったもので、とても重く感じますし、歩いたり階段の上り下りも大変です。そしてバランスも悪いので、重いものを持つ事自体危険なのです。
 妊婦さんはもうすでに数キロのものをしょってるのです。買い物の時などは荷物は全部もってあげるくらいの気持ちでやってあげましょう。

【食事や運動の管理】
つわり後はたくさん食べてしまいがちです。量はほどほどにさせましょう。妊娠中毒症や胎児へ影響などを少しずつ気にしておいた方がいいかもしれませんが、奥さんもわかっていると思うので頭ごなしに言わずに、気づかれないように食事をコントロールしましょう。
また、マタニティスイミングなどの運動をすすめましょう。カロリー消費のための運動だけでなく体力をつけたり体を柔らかくする事で安産にもよいようです。

【イライラを許してあげる】
妊娠中や出産直後はホルモンバランスも普段と違い、精神的に不安定になっています。ついつい普段と同じように接したり、機嫌の悪い妻に文句を言い返したりしてしまいがち。機嫌が悪いのは精神的に不安定な状況であるので仕方がない事なのです。
理不尽なことを言われるかもしれません。そんなときは言い返さずに一旦落ち着いてみてください。

産後のサポート

出産を終えると、ママの体の中では女性ホルモンが急激に減少します。その影響でイライラしたり、悲しくなったり、憂鬱になったりと情緒不安定になりがちで、このような軽度のうつ状態のことを「マタニティブルー」といいます。
マタニティブルーのピークは一般的に産後2~3日目で、産後1カ月くらいになれば症状がおさまるといわれています。マタニティブルーを悪化させないためには、夫婦のコミュニケーションを大切にしたり家事の分担をするなど、夫の理解が不可欠です。

マタニティブルーが比較的軽度なうつ状態であるのに対し、産後うつは不眠や生活意欲の低下、子どもへの愛情が沸かなくなるなど、重度のうつ状態に陥る可能性のある危険な病気です。
産後うつの発症時期については、そもそも原因がはっきりしていないのでさまざまな説がありますが、産後の3ヶ月間は特に注意が必要といわれています。夫としては、ママの精神的な負担を軽減するための努力を惜しんではいけません。

※※夫がしてあげられること※※

【赤ちゃんと一緒にお風呂】
大きなお風呂に大人と一緒に入れるようになります。首をしっかり固定して持ってあげてくださいね。きっと赤ちゃんは気持ち良さそうな表情をすると思います。お風呂からあがったら、奥さんに赤ちゃんを渡して、着替えさせてあげましょう。

【洗濯物をする】
赤ちゃんのガーゼや衣類など一気に洗濯物の量が増えます!

【お昼寝の時間を確保してあげる】
赤ちゃんが寝てる間は、奥さんも一緒に寝たいです。その他、掃除などをこなしてあげましょう。

心のサポート

この心のケアが一番大切です。女性にとって妊娠して子供を出産する事は、男性が考える以上にデリケートなものです。これを事を忘れてはいけません。

 妊娠中や出産直後はホルモンバランスも普段と違い、精神的に不安定になっています。ついつい普段と同じように接したり、機嫌の悪い妻に文句を言い返したりしてしまいがちですね。機嫌が悪いのは精神的に不安定な状況であるので仕方がない事なのです。理不尽なことを言われるかもしれません。そんなときは言い返さずに一旦落ち着いてみてください。

 そして妊娠して子供を産みたいと頑張っている女性もデリケートです。生理周期を見ながら毎月下を向いている奥さんに「ま、いいじゃん。次。次」なんて軽い言葉は禁物だと思います。こっちが思っている何倍も、何十倍も毎月真剣にやっているのですから。

 人生の中でもこれほど女性がデリケートである事を感じる事はありません。普段よりもう一歩踏み込んで自分の奥さんをみてサポートしましょう。

まとめ

いずれにせよ、夫のサポートは不可欠です。
家族も増えるので、しっかり稼がないと!と意気込んでいるお父さん!
もちろん、仕事も大事ですが、この期間だけは少し家庭に寄り添ってみませんか?

こんな記事も読まれています