生まれてから1歳まで!赤ちゃんの成長ガイド

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赤ちゃんが生まれてから、毎日健やかな成長を感じる1年間。

赤ちゃんはどのように育っていくのでしょうか?

日に日に成長する赤ちゃんの様子や行動を、毎日温かく見守っていきましょう。

生まれて1年間の赤ちゃんはどんな成長を見せてくれるのでしょうか。



生まれたばかりの赤ちゃん

赤ちゃんの生まれたときの平均体型は
赤ちゃんによって個人差は出てきますが、体重3000g前後、身長は50cm前後です。
生後3日くらいから、生まれたときよりも一時的に体重は減少します。
これは出産後の生理的体重減少で、ほとんどの赤ちゃんに起こることなので心配は要りません。
その後1週間くらいかけて出生体重に戻り、そこからは体重が増加していくようになります。
赤ちゃんの体重の増加目安は1日30~40gが理想とされています。
1日1日気にしすぎることはありませんが、1週間に200~300g増加していれば大丈夫です。
生まれたばかりの赤ちゃんには、黄疸といわれる肌や白目が黄色くなる症状が見受けられることも。
この頃はまだおっぱいを上手に飲むことができません。

生後1~3ヶ月

生後1~3ヶ月の間は、赤ちゃんの目も徐々に見えるようになったり、あやせば笑うようになったりと、育児をしていて微笑ましいことが増えていく時期です。
赤ちゃんはおっぱいを飲むことも上手になり、体重も順調に増えていき生後3ヶ月頃には、出生体重の約3倍まで成長していきます。
その頃には、皮下脂肪もつき、丸々と節のある赤ちゃんらしい体つきになって行きます。
この頃の赤ちゃんの体は未熟なので、体温調節が上手にできません。
室温や外気温、洋服の着せすぎなどに注意をしながら、赤ちゃんが過ごしやすい環境を作りましょう。

生後4~6ヶ月

生後4~6ヶ月になると、今まで成長してきた体重の伸びがだいぶ緩やかになっていきます。
この頃にはほとんどの赤ちゃんが首すわりを完了します。
よだれが目立つ赤ちゃんが増えます。これは赤ちゃんの消化器官が発達しているということなので、離乳食を始める目安にもなるでしょう。
夜、ぐっすり寝てくれる赤ちゃんもいるので、ママもまとまった睡眠を取れるようになっていきます。
おしっこを貯めることもできるようになってくるので、おしっこの回数が減っていきます。
いろいろなものに興味が出てくる時期でもあるので、コミュニケーションや絵本の読み聞かせなど心がけて行うようにしましょう。

生後7~9ヶ月

生後7~9ヶ月頃には、手で支えることなく一人で座れるようになります。
ハイハイをするようになり、かなりのスピードで動きまわるようになるので、生活環境を整えて危険がないように心がけましょう。
歯が生える時期でもあるので、口の中がむずがゆく、機嫌が悪くなってしまうことも。歯固めなどをうまく利用してみましょう。
人見知りを始めて、ママやパパ以外の人との接触を嫌がるようになります。
離乳食では、自分で食べたい気持ちが出てくるので、汚れてもいい格好や環境を整えて自分で食べる意欲を満たしてあげましょう。

生後10~12ヶ月

生後10~12ヶ月の赤ちゃんはママへの後追いが増え、12ヶ月頃にはつかまり立ちができるようになり、伝い歩きや自立歩きができる子もでてきます。
お話はまだできませんが、ママやパパの言うことを理解したり、自分の気持ちを伝えようとしたりできるようになっていきます。
指先の細かな作業などもできるようになり、ママのまねをしてみたり、物を使ったりするようになります。
人見知りも落ち着き、離乳食も3回食に進み、赤ちゃんのお世話はだいぶ楽になっていきます。赤ちゃんによって個人差は出てきますが、あまり他の赤ちゃんと比べすぎず、その子なりの成長を見守ってあげましょう。

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