結構ツライ・・子供の便秘改善!

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子供の便秘には様々な原因が考えられます

早めに対策をしておかないと、更なる悪化やほかの病気にかかってしまう危険性もあります。

子供の健やかな成長のためにも、原因に合わせた治療や改善法で、早期便秘解消を心がけましょう。



腸内環境

子供の便秘が続くときは腸内環境が乱れていることが考えられます。
幼い子供の腸は未熟で、腸内環境のバランスが崩れやすくなっています。
腸内の善玉菌を増やし、便が出やすい状況を作ってあげる必要があります。
また帝王切開で生まれた子供は、もともと腸内の細菌の数が少ないため、便秘症状が出やすいと考えられています。
オリゴ糖やビフィズス菌を摂取することで、腸内の善玉菌の栄養となり、腸内環境を整えていく働きになります。

トイレトレーニング

今まで便秘に縁のなかった子供でも、トイレトレーニングを境に便秘になってしまう子供がいます。
これは今までしていたのとは違う方法で排便するということに対する、恐怖や気持ちの萎縮によって起こるものです。
無意識に便意を我慢するようになってしまい、慢性的な便秘状態になってしまいます。
トイレトレーニングを始める年齢が早い子によく見られる便秘です。
指の腹や綿棒などで優しく刺激してあげましょう。
それでも解消しない場合は、下剤などの処置もあるので病院を受診するようにしましょう。

食生活の乱れ

食事に偏りや好き嫌いが出てくると、腸内環境が乱れがちになります。
また1日の生活リズムをきちんと整えておかないと、腸内の排便リズムがスムーズに行われなくなってしまいます。
毎日決まった時間に起床・就寝、栄養バランスの整った食事を3食取ることを心がけて、体の流れを改善していきましょう。
またキャベツやごぼうなど食物繊維を多く含む食品を摂取することで、便秘改善に役立ちます。

運動不足

昔に比べると、テレビやゲームなど体を動かす遊びが減ってきています。
運動不足になることで、お腹の力も低下し、便を送り出す体の運動機能が弱まってしまうことがあります。
特に足腰の運動は便秘改善に期待ができます。
家の中でもいいので、体を使った遊びを取り入れてみたり、ストレッチを習慣付けるようにしてみましょう。

精神的ストレス

子供はとても敏感で繊細です。
些細な出来事から便秘になってしまうこともよくあります。
小学校入学を機に便秘になったり、先生や親から怒られたことにより便秘になったりときっかけは様々です。また大きくなるにつれて友人関係も複雑になり、気持ちを一人で抱え込むことにより、便秘の症状が出てくるのです。
子供の体にストレスからくる便秘症状が現れるときには、子供の表情や生活態度にも変化が見られます。
パパやママは子供の変化にいち早く気付き、話を聞いたり、不安感を取り除いてあげたりしましょう。
そうすることで、便秘だけでなく、子供が抱えた心の問題も解決できるはずです。

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