魔の2歳児!?親がイライラすること5つ

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「魔の2歳児」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?2歳児は、自我も芽生え、わがままを言ったり、反抗をすることも増えてきます。パパやママはいつもイライラしてしまう、なんていうことも増えてくるでしょう。2歳児のわがままに付き合うには、時間と心の余裕が必要になってくるわけですが、いつもそういうわけにはいかないですよね。今回は、そんな2歳児に、特にイライラしてしまうことについて5つ紹介します。

自分でやりたがるけどできない

2歳にもなると、何でも自分でやりたがるようになってきます。パパやママがやってあげようとすると、「自分で!」と言って手を振り払うこともあるでしょう。何でも自分でやりたいのだけど、うまくできないのが2歳児です。自分でやりたい気持ちはあるのに、上手にできなくて子供はイライラ。そのうちグズグズしたり、泣き叫んだりすることもあるでしょう。そうすると、親がイライラしてきてしまうんですよね。「だったらママがやる!」と怒りながら結局ママがやってしまうこともあるでしょう。そしてさらに、子供が泣くという悪循環に陥ることも多いと思います。出かけようと思って、靴下や靴を履くときもそうなることが多いと思います。玄関でグズグズしだし、時間がないので親もイライラしてくることは日常茶飯事。でかける用事があるときは、できるだけ時間に余裕を持ちましょう。自分でやりたいという気持ちを尊重し、「少しだけお手伝いをしてあげようか?」という言葉を伝えるのがいいかもしれません。80%くらいを自分でやれたら、子供も満足できると思いますよ。ママが手伝ったのは、ほんのちょっと、自分でほとんどできたんだ、という気持ちを持たせることで、子供のグズグズも少なくて済むし、自分でできた、という気持ちを持たせることもできますね。

こぼす

2歳児は本当によくこぼします。お茶碗やコップなど、食事の度にひっくり返してしまうこともあります。おやつの時間も加えれば、1日5,6回こぼすことも覚悟しましょう。割れてしまうと危ないので、食器はプラスチックなどがオススメです。食事のときは、コップを前の方に置いてこぼされないようにするとか、おかずをとるときに、お茶碗が腕にぶつからないよう気を付けるとか、食事の度に、親もしっかり見ておかないといけないので大変ですよね。テーブルにくっついてこぼれない仕様になっているプレートもありますね。毎回こぼされるとイライラしてしまうことも多いと思いますが、こぼされない工夫をしたり、こぼしたとしても怒らないようにするなど、自分で決めておくことも必要かもしれませんね。食事は楽しくすることが大切です。食事の度に怒っていては、子供にとっても、食事がストレスになってしまいますからね。

買ってほしがって大泣き

スーパーなどで、時々見ませんか?ひっくり返って大泣きしている子供。親にとってはイライラするし、周りの目も非常に気になりますよね。同じくらいの子を持つお母さんや、子育て経験のある人からしてみれば、「大変よね~、でも今だけよ」なんていう微笑ましい目で見てもらえますが、人によってはやはり、「親の教育がなってない」とか「なんで連れてきたんだ?」とか、冷たい目で見る人もいるかもしれません。親としても子供のこういう行動にはうんざりしているし、何も言わなくとも、子供に対し心の中では怒りがたまっているんです。お店の中で怒鳴るのは、周りの目が気になってできることではありません。無言で抱きかかえてその場を去る、という親もいますが、そうするしかない状況なんですよね。買い物などに行くときは、前もって「今日は何も買わないよ」とか「1つだけだよ」とか、約束をしてから行く、ということも大事です。約束は守るものだということも伝えられますね。しかしまだ2歳ですから、そんな約束も必ず守れるとは限りません。大泣きしだしたら、やはり抱きかかえてその場を去るというのは周りに迷惑をかけないためのすぐできる対処法かもしれませんね。

わがままを言う

2歳になると、言葉も増えてきて、おしゃべりも楽しくなってくる時期ですよね。でも、思っていることをまだうまく伝えられない時期でもあり、わがままを言いたい時期でもあります。2歳にとってはわがままの意味すらわかっていないかもしれません。親が「なんでわがまま言うの!」と怒ったところで、2歳には通じないんです。2歳はわがままを言っているというよりは、言いたいを言っているだけ、という感覚かもしれません。彼らの言葉を一言一句真に受けていたのでは、イライラしてしまうこともあるでしょう。「へーそうなんだね」とか「そうだったのかぁ」とか、否定しないように、そして、ちゃんと聞いているんだという態度でいれば大丈夫でしょう。子供の話を真剣に聞くということは大事です。しかし、わがままを言っているときに真剣に聞くというのは不可能に近いですよね。わがままを言い出しているときは、少しくらい聞き流す気持ちで、他の話題に持って行ったり、違うことで気を紛らわすなどして、やり過ごしてみましょう。

すぐに泣く

やはり親として一番イライラするのは、すぐにグズグズしたり、泣き出したりすることではないでしょうか。「また泣いて!」とか「グズグズしないの!」とか言ってしまうことも多いと思います。2歳くらいの時期のグズグズは眠いときに多いので、おんぶをしたり、ベビーカーに乗せてお散歩をするなどすると、すぐ寝てしまうこともありますよ。どうしても泣き止まないときは、おやつを一緒に食べたり、ひたすら抱っこするしかない時もあるかもしれませんね。たとえぐずったり大泣きしたりしたとしても、無理に泣き止ませようとせず、「ああ、泣いてるなぁ」くらいの気持ちで見守ってもいいと思います。二人目、三人目がラクな理由としては、1人目ほど、泣いているときに、神経質にならないから、ということもあります。一人目のときは、泣いたらすぐに対応しなければいけない、という気持ちがあると思いますが、2人目、3人目になると、ぐずっていても泣いていても、すぐに対応できないことも多いし、「ちょっと待っててね~」と言うお母さんの余裕も出てきます。そしていつの間にかたくましく育っているものです。泣くのは当たり前、くらいの気持ちで、できるだけおおらかな気持で見守ってあげてほしいですね。

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