妊娠2週間における妊娠可能性チェックの方法

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妊娠1週間というと、最終月経がきてか1週間経った頃になります。
ママはまだ妊娠しているかわからない時期ですが、お腹の中では赤ちゃんとなるべく、精子と卵子が出会うまでのカウントダウンの状態になります。
実際受精が成立するのは妊娠2週間(最終生理から2週間後の排卵日)となります。妊娠するとはどういうことなのか?気を付けたい病気を解説していきます。



妊娠とは

妊娠とは、排卵後受精し、子宮内で着床することを言います。赤ちゃんを作ろう!と思っても、まず排卵を計算しなくては、妊娠する確率が下がってしまいます。精子が子宮内で生きられる時間は、短くて3日程度、長くて1週間と言われています。子宮の中はアルカリ性ですが、膣内が酸性の為、精子の強弱により、何日生きていられるかわからないということになります。膣を無事突破できた精子が、子宮内にたどり着けば妊娠の確率も上がります。しかし、難関はまだあります。卵子と出会うことと、その卵子に受け入れられる(卵子の壁の中に入り込む)ことが最大の難関といってもいいと思います。これにより、排卵日を無視して子作りをしてしまうと、精子が卵子と出会うまでに死んでしまう可能性もあります。妊娠を希望するカップルは、排卵日数日前から1週間がチャンスゾーンと言えます。

妊娠1週間の体

受精が成立しない限り、母体の変化が殆どありません。あるとしたら、妊娠しているかな?と、その結果を待つ際に期待しすぎてストレスを感じ、ストレス性の症状はでると思います。しかし、あまりストレスを感じてしまうと、その影響から母体が酸性に偏りやすく、妊娠確率が下がってしまいますので、出来るだけ妊娠するかもというイメージを忘れていた方がいいかもしれません。また、妊娠検査薬や、産婦人科に妊娠検査をしに行っても、まだ妊娠をしていないので、結果はでません。もしかしたら、タイミングよく排卵されていた卵子が子宮付近までたどり着いていて、強い精子と奇跡の出会いをしていた場合、受精までは1週のうちに可能かもれません。その場合は、ちょっと気持ち悪いという体調の変化はあるかもしれません。

妊娠と関係する病気

妊娠に関係してくる病気が、3つあります。

①子宮筋腫
②性感染症(STD)
③カンジダ膣炎

この3つは、妊娠をする前にできるだけ検査をしたり、治しておきたいものです。場合によっては、これを良くしないと妊娠ができない方もいますので、妊娠するしない関係なしに、定期的に健診をオススメします。

①子宮筋腫とは、子宮内の筋肉部分にできる良性のコブです。このコブが粘膜付近にあった場合は、子宮内膜がボコボコと凹凸ができてしまう為、妊娠しにくくなります。また、妊娠したとしても、流産や早産の原因になる可能性があります。

②性感染症は、クラミジア・淋病・梅毒・性器ヘルペス・エイズなどの総称です。クラミジア保菌者は意外と多く、婦人科健診をした時に初めて感染に気付く方もいます。出産前までに治さないと、赤ちゃんに感染してしまうリスクがあります。見つかった場合、パートナーも保菌している可能性は高いので、二人で治療していきましょう。

完治していないことで帝王切開に?!「カンジタ膣炎」

カンジダ膣炎はカビの一種で、膣内で繁殖して起こります。症状は痒みや白いチーズの様なおりものがありますが、時に膣口周辺の皮膚に炎症が起こることもあります。妊娠中はおりもの自体の量が増えやすい上に、人間はカンジダ菌を保菌しているので、自然と繁殖が起こりやすくなります。カンジダ膣炎になる妊婦さんの方が多いと言われていますので、恥ずかしがらずに医師に相談して、早目に症状改善を目指しましょう。
また、出産までに治療できず症状が酷い場合は、感染防止の為帝王切開になることもあります。

まとめ

いかがでしたか?妊娠は漠然と、性交渉をしたらできてしまうと考えている方もいると思いますが、いろんなことを知って計算しないと妊娠する確率は低いです。どんなに万全をきしても、運という表現が最終的には付きまといます。妊娠1週間とは、後でわかる時期ですが、妊娠する上で大切な精子と卵子の出会いの時ですので、準備はできる限りした方が、ご夫婦と赤ちゃんの為になります。これから赤ちゃんが欲しいご夫婦は、是非参考にしてみてください。

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