子供の指しゃぶりの解消法!いつ頃やめる?

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子供の成長とともに気になるのが指しゃぶりです。

子供によっては、眠りにつくときのお供だったり、安定剤だったりと、無理にやめさせるのも・・・と考えてしまいます。

しかしこのまま続けることによる、歯並びの問題も気になるところ。

子供の指しゃぶりをどう解決するべきか考えていきましょう。



子供が指しゃぶりをすること

指しゃぶりはほとんどの赤ちゃんが、経験することです。
指しゃぶりのクセが、いつの間にかなくなっている赤ちゃんもいれば、指にタコができるほどの赤ちゃんもいます。
赤ちゃんが指しゃぶりをする理由は、ママのおっぱいを飲んでいるときのような癒しや安らぎを求めているときです。
指しゃぶりをする場面は、眠りにつくときや、不安感を抱いているときに多く見られるのもそれが原因だからです。
赤ちゃんにとって、指しゃぶりは精神安定剤のようななくてはならない存在なのです。

指しゃぶりをやめさせる必要性

赤ちゃんの指しゃぶりは2~3歳のまでの間は、やめさせる必要はありません。無理にやめさせようとすることで、赤ちゃんは不安感を抱き、今まで以上に指しゃぶりに執着してしまう傾向にあるので、無理にやめさせるのは逆効果で、赤ちゃんやママにとってもいい状態とは言えません。
3歳を過ぎていく頃には、徐々に回数や頻度が減ってくるので、ママは赤ちゃんの成長を温かく見守ってあげるようにしましょう。

指しゃぶりの影響

赤ちゃんが指しゃぶりをすることで一番心配することは、歯並びへの影響でしょう。
3歳頃のまだ乳歯の段階の子供であれば、歯並びを心配する必要はありません。
乳歯の状態が、永久歯に影響を及ぼすことはあまり考えられません。
しかし4歳を過ぎる頃の、乳歯から永久歯に生え変わる前後での指しゃぶりには注意が必要です。
永久歯の歯列に影響を与える可能性が出てくるので、3歳になっても指しゃぶりをしているのなら、4歳になる前までに徐々に減らしていくように心がけましょう。

お家でできる改善法

赤ちゃんとのスキンシップを増やして、指しゃぶりをする隙を与えないように心がけましょう。
無理やりやめさせるのではなく、優しくゆっくり時間をかけて、指しゃぶりをやめさせるようにしましょう。
また指しゃぶりをしなかったことをほめてあげるのも効果的で、子供のやる気を刺激します。
指しゃぶりをしやすい時に、優しく手を握っているのも、子供に安心感を与えながら自然と指しゃぶりが必要ではなくなっていきます。

気をつけたい指しゃぶり

5歳を過ぎた頃まで指しゃぶりをやめない子供は、歯並びの問題だけではなく、長年続けてきたクセになり、やめさせるのが難しくなってしまいます。
また、今まで指しゃぶりをしていなかった子供が、指しゃぶりをし始めるのは、心の中に不安や悩みを抱えている可能性があります。
子供に向き合い、子供の心の問題を改善するように心がけましょう。
指しゃぶりは子供の心を映し出す目安でもあります。子供としっかりコミュニケーションをとり、子供のタイミングでやめられる様にしていきましょう。

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