子どもに部屋の片づけをさせる5つのコツ。ぐちゃぐちゃにサヨナラ!

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子どもは散らかすことが仕事、とよく言いますが、散らかしっぱなしではママのストレスがたまる一方。男の子でも女の子でも、子どもは男女に関係なく、片づけが嫌いだったり苦手だったりするものです。いくら言っても片づけなくて、仕方なくママが片づけてしまっている家庭も多いことでしょう。

でも、本当にそれでいいのでしょうか? 子どもはどうやったら、片づけをしてくれるのでしょう? ここでは改善策をいくつかご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。



最初からものを少なくする

子どもはなぜ片づけができないのでしょう?
原因のひとつに、部屋にものが多すぎる、ということが挙げられます。赤ちゃんの頃から使っているおもちゃなど、片づけられないものがたまり、部屋中にあふれていませんか。もう使っていないおもちゃや絵本などは、押入れなどにまとめてしまうか、思い切って誰かに譲るなど、処分してしまいましょう。キレイなうちにリサイクルに出してしまうこともオススメです。

子どもがいない時にママが片づけてはダメ!

2~3歳の頃なら、遊びのように誘うと一緒に片づけをしてくれる子どもが多いようです。でも、4~5歳になって幼稚園に通い始めると、そうもいきません。
もう一人でできるだろう、と思ってママが「片づけなさい」と言うばかりだと、子どもはますます片づけたくなくなるもの。さらにママは意地になって「ママは知らないからね!」と放っておくことも……結果、子どもが寝てから仕方なく片づける、なんてことはありませんか?これでは、子どもが片づける力も育ちませんし、おもちゃは放っておいても片付くもの、という意識が根付いてしまいます。子どものいないうちに片づけてしまうのは、やめるようにしましょう。

ママも一緒に片づけよう

片づけの習慣ができていないのならば、まずはママが手伝って習慣づけをしていかなければいけません。2~3歳なら大きな箱にひとまとめ、4~5歳ならおおまかに分類をして片づけることができるようになります。これはここ、これと一緒に入れる、などしまう場所を決めて、その通り上手に片づけられたらしっかりと誉めてあげてくださいね。
子どもは「やればできる」という満足感や達成感を得ることができ、次につながる大事なステップとなるのです。

時間をきめて片づけよう

保育園や幼稚園に通うようになると、生活のリズムができて行動がパターン化されてきます。その中の空いている時間帯を選んで、片づけを組み込んでしまいましょう。食事の前・後、お風呂の前、寝る前などが区切りをつけやすくなります。しっかり習慣づけると、その時間がくれば片づけをするもの、と子どもが自発的に動くだけでなく、ママも子どもを促しやすくなりますよ。

こんな言い方はやめよう

片づけてほしいあまり、ついついママの口調もきつくなりがち……こんなふうに言われたら、子どもだって片づける気をなくしてしまいまよね。

「片づけないと捨てちゃうよ」
言うだけで、実際に捨てたことがありますか?ママは口ばっかり、って思われると子どもは小言に耳をかさなくなってしまいます。捨てると言ったら、必ず捨てる。それができないのなら、最初から言わない方が得策です。

「片づけられないなら、もう買わない」
これも同様ですね。買わない、というわけにはいきませんから、できないことは言わないでおきましょう。

「こんなに散らかってると、パパが帰ってきたら怒るだろうね」
他の人が怒るから、という理由で子どもを叱ってはいけません。ママが片づけてほしいのだという、ママの責任をきちんと示してください。子どもがママを軽くみるようになってしまいます。

部屋がキレイになるのは気持ちの良いことだと分かるように、お片づけも楽しくできるようになるといいですね。

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