親子2世代で楽しめる♪古き良き児童書5選

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子供の頃に読んだあの本。

夢中になって毎日のように読んだあの本。

親になった今もなお、子供たちに愛されているものが多くあります。

子供の目線で読んでいた児童書も、大人になってから読むとまた違った世界を楽しめるもの。

今回はそんな親子2世代で楽しめる古き良き児童書を集めてみました。

「あ!懐かしい」がきっとあるはずですよ。



思わず料理をしたくなる!わかったさん&こまったさんシリーズ

テンポの良いユーモラスなストーリー、その中に散りばめられた料理作りのカギ。
「わかったさん&こまったさん」シリーズは読み終わると料理をしてみたくなるような、お腹がすくようなそんな作品たち。
わかったさんはお菓子作り、こまったさんはご飯作りとパート分けされて少しずつテイストが違うのも魅力です。
材料から作り方まで流れるように頭に入ってくるので、「料理って楽しそう」と子供に思ってもらうきっかけにも◎
同時に読書にも親しんでもらえる名作です。
子供の頃、シリーズを全て揃えた親世代も多いのではないでしょうか?

「わかったさん&こまったさん」シリーズ
  作 寺村 輝夫
  絵 永井 郁子
出版社 あかね書房

大人と子供で見方が変わる?王様シリーズ

ちょっとズルくて、ちょっとセコイ。
わがままで食いしん坊で起こりん坊、いつも騒ぎを巻き起こし、いつも周りを巻き込む「The悪ガキ」。
物語の主人公としては異例なキャラクター、だけど憎めない「王様」のおはなしです。
でも、意地でも無理難題を実現しようと試みる姿は子供心に共感するものがあるから愛され続けているのかもしれません。
大人になって改めて読んでみると、そのシュールさに驚かされることも…
子供の夢と、大人の「あるある」が詰まったシリーズは、親子2世代で夢中になれること間違いなしです。

「ぼくは王さま」シリーズ
  作 寺村 輝夫
  絵 和歌山 静子
出版社  理論社

「かぎっ子」が懐かしい!ふしぎなかぎばあさんシリーズ

「共働き」が増えた時代、親のいない家に帰る子供の前に現れる、頼もしいおばあちゃん。
かぎっ子の寂しさや逞しさを描きながら、子供の心にそっと寄り添い勇気を与えるハートウォーミングなシリーズです。
「かぎっ子」なんて言葉を懐かしく感じるお父さんお母さんも少なくないはず。
何十年にわたり、長く愛され続けている作品です。

出版社: 岩崎書店
作 手島悠介
絵 岡本颯子

ワクワクドキドキ大海洋ロマン!海賊ポケットシリーズ

ひょんなことから、ある日突然、海賊になった少年ポケットと賢い白猫そして子分たちのおはなし。
冒険とピンチ、勇気と機転といったワクワクドキドキハラハラがギュッと詰まった飽きの来ないストーリーが魅力です。
ところどころに登場する、記憶に残る「歌」も特徴的。
子供も大人も気が付けば、海賊ポケットの世界に入り込んでしまうはず♪
一息に読み切れるスピード感とカラフルなイラストも◎

「海賊ポケット」シリーズ
  作 寺村輝夫
  絵 永井郁子
出版社 あかね書房

誰もが知っている名作!ウォーリーを探せ!

ウォーリーを探したことのない人の方が少ないのではないか?というくらい万人に愛されるシリーズ。
大人から子供までワールドワイドに浸透しているから凄い作品です。
ページを開くたびに広がる様々な時代や世界のあれこれ。
隅から隅まで余すところなく物語をもったイラストたち。
ウォーリーを見つけたら、さらにハイレベルな探し物に挑戦できる仕掛け…
気が付けば大人のほうがムキになっているかもしれません。
時代を越え、世代を越え家族みんなで楽しめる名作です。

「ウォーリーを探せ」シリーズ
作・絵 マーティン・ハンドフォード
  訳 唐沢則幸
出版社 フレーベル館

いかがでしたか?
「あ!懐かしい」はあったでしょうか?
自分が子供のころに読んだ本を、自分の子供が読む。
きっと感慨もひとしおです。
子供に読書に親しんでもらいたいなら、まずは親が読書を楽しむ姿を見せるのが一番。
是非、親子2世代で楽しめる古き良き児童書、今一度見直してみてください。

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