好き嫌いを減らすための子供の食育の仕方

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成長や健康のため、栄養バランスのとれた食事を心がけていても、それを食べてくれないのなら意味がありません。

ご飯はおいしく食べてほしい!そこで好き嫌いを克服するべく、ママにも子供にも優しい方法を考えてみました。



みじん切りにする

これは王道ですね!嫌いな食材が入っていると気付いてしまうと、子供は全く食べてくれなくなります。
もうその時点で味は関係なくなってしまいます。
まずは食べさせたい食材を細かくし、料理の中に入れてしまいましょう。
特に子供の好きなメニューであれば疑いもせず口に運んでくれるでしょう。
しかし口に入れてすぐに、タネあかしするのはやめましょう!
これは子供の心理として、たとえその一口がおいしかったとしても、次の一口を躊躇するようになってしまいます。せめて食べ終わってから、伝えましょう。
ただ、この方法で栄養面での問題はなくなりますが、好き嫌いの本質を取り去ったわけではないので、克服とは言えません。また、ペーストやピューレ状でも同じ効果があります。

カレー味にする

カレー味は子供の好きな味であり、食欲をそそる風味です。
カレーの具にしてしまう事で、味・ニオイ・見た目、全てがカレーに馴染んでしまうので形として入っていても食べてくれるメニューです。
ただこちらも食材本来の味を好きになるという点では、難しいところですが、入っているのを知って食べる、というところは克服の一歩と言えます。

家族や友達と楽しく食べる

お家では好き嫌いが許される状況にあっても、友達の前ではなかなか好き嫌いを言いだしません。
特にその友達が、自分の嫌いなモノをモリモリおいしそうに食べていたら、少しばかり自分も食べてみようかなという気持ちになっていきます。
食べなさいと追いつめると、子供は委縮していきます。だから家族で食卓を囲む時も、みんなで楽しく食べるように心がけましょう。
そうすることで食べてみようという意思を自分から持ってくれるようになります。
食べなさい!ではなく、食べてみたいと思う雰囲気作りを心がけましょう。

一緒に料理を作りましょう

時間に余裕がある時は、料理を一緒に作ってみましょう。
お手伝いの内容は年齢や経験で、違ってくると思いますが、なるべく子供が嫌いな食材に関するお手伝いをしてもらうようにしましょう。
自分が洗ったり切ったりしたものが食卓に並べば、食べる意欲は沸いてきます。
その際、そのお手伝いについて、褒めるような一言をママがプラスしてあげると、子供は嬉しくなりますます食べてみようという気持ちが出てきます。

野菜を育ててみましょう

これは究極の食育です。
自分が育てたモノを収穫し食べるという事は、とても素晴らしい事です。
野菜が成長する過程を見ながら、成長していく喜びを味わえます。
その喜びや楽しさを知った子供は、食べ残すという事を考えるようになります。
食べモノの大切さや、育てる事の大変さを学ぶという事は、子供の成長にとって良い影響を与え、好き嫌いの軽減につながります。
お庭がなくてもベランダ、また最近では部屋の中でも育てる事のできるキットなどもあるので、ぜひ取り組んでみてください。

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