生後11ヶ月の平均身長・体重・行動の成長とは?

2,471 views

生まれてから、体も心もどんどん成長していく赤ちゃん。日に日に表現も豊かになり、ママを和ませている事でしょう。

そこで11カ月の赤ちゃんがどんな成長段階にいるのか、また育児をする上でどんなことにポイントを置くべきなのかご紹介したいと思います。



1.11か月の赤ちゃんの平均体型

男の子は身長が69.4cm~78.5cm、体重が7.5kg~10.8kgぐらいになります。
女の子は身長が67.4cm~76.7cm、体重が7.0kg~10.3kgぐらいになります。
出産時に比べると身長体重ともに3倍ほどの成長をみせますが、赤ちゃんにより個人差があります。
成長基準ギリギリくらいの赤ちゃんもいますが、緩やかであれ、その子なりに順調に成長しているのなら問題ありません。他の赤ちゃんと比べすぎないようにしましょう。

2.体の成長

この頃はハイハイも自由自在で、欲しいモノや興味があるモノに、素早く近づけるようになります。
ハイハイのスピードはかなりアップし、目を離すと思わぬところまで進んでしまっている事も…
ハイハイは赤ちゃんの筋力を鍛えるためにも重要な動作になります。
歩きだす前にしっかりと足や腕の力をつけましょう。
しかし中にはハイハイを全くしない赤ちゃんもいます。それは発達が遅れているというわけではありません。
赤ちゃん一人一人にも個性があり、座っている方が好きな子もいれば、つかまり立ちが好きな子もいます。

3.言葉の成長

この頃には言葉の認識がはっきりしてきます。
話している内容もしっかり理解するようになるので、ダメな事はダメとしっかり教えてあげましょう。ママの語りかけや質問も十分理解しているので、たくさん話しかけ、問いかけているうちに、さらに言葉を覚えていきます。パパやママがたくさん話しかける事によって、赤ちゃんの言葉が増えていきます。赤ちゃんにわかりやすい発音の言葉(ねんね・まんま)を選んでもかまいません。とにかくコミュニケーションを多くとり言葉の発育につなげましょう。

4.歯が生える

この頃には上下ともに歯が生えていきます。4本ずつの計8本生えている赤ちゃんもいるでしょう。
歯が生えるときは、むずむずと痒くなるため絵本やおもちゃをかじったり、スプーンをずっと噛んだりするようになります。歯固めのアイテムもありますので、あまりにも気になる時は使用してみてください。そして乳歯は虫歯にもなりやすいので、早めのオーラルケアも必要です。
毎食後の歯磨きを習慣にしましょう。ジュースを飲んだ後はうがいをするなど、口の中を清潔に保ちましょう。またかかりつけの歯科で3か月ごとのフッ素塗布と歯の検診を行うようにしましょう。

5.遊び・おもちゃ

聴覚がより発達する事で音楽を楽しむようになります。
音楽をかけると、音に合わせてリズミカルに踊るようになります。
音のなる仕掛け絵本や楽器のおもちゃにも興味を示します。
指先での細かい作業もできるようになるので、ブロックや積み木などの遊びもオススメになります。

こんな記事も読まれています