保育士がすすめる3歳児向けの人気絵本5選

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心も体も大きくなる2歳から3歳。早期教育を考え出すママ、パパも多いですよね。キッズイングリッシュやベビーくもんなども流行です。お友達も増え、一人遊びから集団遊びへと外界とのつながりを増やす時期です。どんどんいろいろなことに挑戦してほしいです。そんなパパママに、毎日1冊でも、絵本を読んで聞かせてみてはいかがですか。子どもたちは絵本が大好き! 保育園で働いていたときも、お昼寝前に、おやつ前にたくさん読んであげました。目をきらきら輝かせて見入ってくれます。脳の発達にも、もちろんプラスですが、ここでは、ココロ・情緒の成長にぜひ読んでいただきたい絵本を5冊取り上げてみました。読むまでのお楽しみですので、詳しいお話は書いていません。図書館で借りたり、ネット本屋で買うまでのお楽しみです。



14匹のあさごはん

まずは、ロングセラーから。出版されて25年です。
14匹のネズミちゃんが、活躍するシリーズ本です。
とにかく、ねずみの絵がかわいい。そして助け合いながら、なかよく、時にはトラブルも起こしながら、楽しい展開が待っています。
この14匹シリーズのなかでも、娘がすきなのは、この「14ひきのあさごはん」。
生活リズムを整える、そして朝ごはんの大切さと準備をする大変さを、身をもって体験する、ユーモアもありながらも楽しいストーリーです。
作者は「いわむら かずお」さん、出版社「童心社」、1296円です。

http://www.amazon.co.jp/14%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%95%E3%81%94%E3%81%AF%E3%82%93-14%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82%80%E3%82%89-%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%8A/dp/449400619X

ぶたのたね

次は、オオカミが登場する本です。
オオカミが出てくる童話はたくさんありますが。自分勝手にしか考えられないオオカミを、人間に重ねてしまっている、すこし考えさせられるストーリーです。
オオカミは昔から、悪者、悪役にさせられてるのですが、この絵本は、ちょっと変わった主人公設定ですよ。
枯れ木にたわわにできたブタさん、ゾウのマラソン ・・・
笑えるお話ではない部分もありますが、ユーモアもあり、お友達との人間関係が築き始める時期、一緒に親子で考えるきっかけになる本です。
作者「佐々木マキ」、出版社「絵本館」、1296円

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%B6%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%81%AD-%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8-%E3%83%9E%E3%82%AD/dp/4871101126

おばけのバーバパパ

懐かしい本、バーバパパ。
シリーズ本ですので、どの本からでもOKですが、娘が大好きなのは「おばけ」ですね。
このバーバパパ、私が小さいころ、ウン十年も前から読み継がれてきました。
アニメでもバーバパパが放映されていたことがあるくらい、お茶の間の子どもたちには人気でしたし、最近は、大手住宅メーカーさんのキャラクターにも起用されたりと、再び人気が出てきていますね。
何よりも、外国の絵本作家の独特の香りがする絵が、強烈に飲酒王に残っています。
とにかく絵がかわいい、やさしく包み込むバーバパパ。家族のドタバタ劇があったりもします。
この「おばけのバーバパパ」は、怖い本ではありませんので、夜のお休み前にも、安心して読んでいただけますよ。
作者「アネット=チゾン」、出版社「偕成社」、1080円。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%91%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%91%E3%83%91-%E3%82%A2%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88-%E3%83%81%E3%82%BE%E3%83%B3/dp/4032021309/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1438566767&sr=1-1&keywords=%E3%83%90%E3

ぐりとぐらのえんそく

おなじみ、ぐりとぐらシリーズです。
私の幼いころからも幼稚園の劇で上演されていましたから、なつかしい方もいっぱいでしょう。
シリーズのなかでは、グリム童話を思い起こさせるような、奇想天外の展開もあったり、勧善懲悪をにおわせたりと、大人でも「ん」と考えさせられるようなストーリーもあります。
ここでは、「ぐりとぐらのえんそく」を紹介しますね。楽しいえんそくに、ぐり、ぐら、もワクワク、ドキドキ。準備から出発から道中から ・・・・
想像力を膨らませるにも、何度も読んであげてください。
文「なかがわ りえこ」、絵「やまわき ゆりこ」、出版社「福音館書店」、864円。

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%AE%E3%81%88%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%8F-%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%82%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%9B%86%E2%80%95%E3%81%90%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%90%E3%82%89%E3%8

三びきのこぶた

最後は悩みましたが、定番中の定番「3びきのこぶた」を取り上げましょう。
このお話、古いイギリスの童話に基づいて、何十年にもわたり世界中で愛されているお話です。
ディズニーや、かわいいイラストのアニメ本など、たくさんの本屋さんから出版されていますが、私のおススメは、イギリスの作家さんの絵をそのまま絵本として出版した、福音館書店さんの本ですね。

ストーリーは、ほとんどのパパ、ママはご存知でしょうから割愛しますが、甘えん坊のブタ3きょうだいが、家から追い出されてしまい。知恵をしぼりながら、3匹それぞれアイデアを出すお話です。
でも、3人(3匹)ばらばらでなく、3人が力を合わせることが大切なんだよとのメッセージが込められているように思えます。

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%89%E3%81%B3%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%B6%E3%81%9F%E2%80%95%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E6%98%94%E8%A9%B1-%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A8%E3%82%82%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E7%80%AC%E7%94%B0-%E8%B2%9E%E4

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