着床から生理予定日までのカラダの変化【妊娠超初期症状】

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妊娠をすることで女性のカラダは日に日に変わっていきます。

その中でも妊娠超初期といわれる、妊娠の始まりの時期にカラダはどのように変化していくのでしょうか。

着床から生理予定日にかけてのカラダの変化をまとめてみました。



妊娠超初期、着床までの流れ

妊娠0週0日は最終月経の始まりの日をさします。
それにより、妊娠1日目は、最終月経2日目ということになります。
それからは7日間を1週、4週を1ヶ月として数えていきます。
妊娠超初期とは、だいたい妊娠0週~4週目をさします。
妊娠2週目に排卵し、この時期、性交渉を行うことで精子と卵子が受精し、受精卵となります。そこから約6~7日かけて子宮へ到着し、着床となります。
ですのでだいたい妊娠3週目に着床することになります。

妊娠3週目 着床 カラダの変化

受精卵が子宮に着床することで、hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)という女性ホルモンが働き出し、次の月経や排卵をストップさせていきます。そのほかにも子宮の内膜を分厚くし、妊娠をサポートするように変化していきます。
hCGホルモンが血中に分泌されると妊娠を維持するために必要なエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)が大量に分泌されるようになっていきます。
妊娠検査薬はこのhCGホルモンを検知して反応するようになっていますが、まだこの頃には反応が出ないことがほとんどです。

妊娠3週目 初期症状

早い方はこの時期に妊娠の症状が現れだします。
生理前の体の不調とも似ているところがあるので、気付きにくいこともあります。
・少量の出血
・胸の痛み、張り
・においに敏感になる
・基礎体温が高い状態が続く
・体のだるさ
・眠気
などがあります。
少量の出血は着床出血とも言われ、受精卵が子宮内膜に着床したことによって出血するものです。同じタイミングでともなう痛みを着床痛とも言います。

妊娠4週目 カラダの変化

妊娠4週目といえば、だいたい月経予定日~1週間くらいにあたります。
この時期には、月経の遅れから、妊娠の可能性を考える方も増えてくる時期ではないでしょうか。
まだ母体には大きな変化はありませんが、ホルモンの分泌が活発化しており、この時期になれば市販の検査薬でも、妊娠していれば陽性の反応が出るようになります。

妊娠4週目 症状

この頃から、さらにホルモンの分泌が活発になり妊娠の初期症状を感じ始める方が多いようです。
・下腹部の痛み
・おっぱいの変化
・体のだるさ
・眠気
などがあげられます。
ホルモンの分泌により黄体を過剰に刺激し、卵巣が腫れ、下腹部に痛みを伴います。この頃には、胎盤の形成もされることから下腹部には痛みや違和感を感じるようです。
おっぱいも張った状態が続いたり、乳首の色が黒ずんだりと様々な変化がみられます。
眠気やだるさを感じることも多いですが、これは月経前の症状にも似ていることから、妊娠を見分けるのは大変難しいです。
しかし妊娠の可能性があり、このような状況が続くのであれば、検査薬や産婦人科を受診することをおススメします。

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