小児歯科を選ぶ時に心がけたい事5つ

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どれだけ歯磨きをしていても、虫歯になりやすいお子さんはいらっしゃいます。

虫歯にならなくても、歯並びの問題などでいつか歯医者さんに通う日は来ます。

その時に焦ってどんな所でもいいから小児歯科と名の付く歯医者さんに飛び込むことは止めましょう。

お母さんにとってもお子さんにとってもずっと通えて信頼が出来る小児歯科を選びましょう

小児歯科は全部同じと思っていませんか?

大人はお医者さんと相性が合わなかったり、治療法に納得がいかなければ自分の意思で別の病院に移ることが出来ますよね。

お子さんには相性こそわかりませんが、その歯医者さんに早めに慣れるかどうかや歯の治療に対して恐怖や不安を感じないまま通い続けられるかはお母さんが選択次第です。

同じようにお子さんがいらっしゃる近所のお友達に評判を聞くのが一番確実です。
ネットの口コミは話半分位で鵜呑みにせず、一度来院してお話だけでも伺って来ましょう。

何か治療をしなくてはいけなくなる前に慣れるべし

良心的な小児歯科では、何も用事が無くてもお子さんに慣れてもらうのが目的で予約が出来ます。
虫歯になってからいきなり初めての場所に連れてこられて治療が始まれば恐怖心が植えつけられてしまいます。
一度そうなってしまうと次からは歯医者さんに着くだけで大泣きしてしまうでしょう。
お母さんもきっと心が痛んで、どちらにしても良い結果にはなりません。
大体HPを見れば、お子さんが慣れるための来院歓迎ですといった内容の事が書いてありますので安心して下さいね。

慣れてきたら定期健診に行こう

大体奥歯が生えてきた1歳過ぎ位から定期検診の予約はとれます。
3ヶ月に1度来院し、フッ素と希望に応じてシーラントをしてくれます。
(シーラントというのは奥歯の溝に白いセメントのようなものを詰め、虫歯になりにくくするものです。飲み込んでも体に影響はありません。)
機嫌よくしてくれていればすぐに終わるので是非おすすめです。
もしこの時に虫歯など問題が見つかれば治療になります。

ここが肝心!親は治療室に入れるのか?

治療室に親も一緒に入れる歯医者さんと、待合室で待っていなくてはいけない歯医者さんがあります。
一緒に入った場合はどんな治療をしているか確認出来て良いですが、お子さんが甘えてしまい泣いてしまうことがあります。
待合室で待つ場合も先に治療の説明は先生から受けられます。ですが実際に内容は見ることは出来ません。
良い点としてはお子さんの自立心が芽生え頑張ってくれるようになります。

このふたつがあることを知らないと、「どうして中に入れないの!?」と不信感を持ったり、「治療中子供が泣いてるのは辛かった」となってしまいます。
お子さんの性格で選ぶのも良いでしょう。

治療中暴れたりしないの?

そしてもうひとつ肝心なのは治療中のお子さんの安全確保です。
大抵の歯医者さんでは、小さなお子さんの治療は暴れないようにネットのようなものや毛布でお子さんの体を拘束します。
口は閉じることが出来ないように専用のシリコンのようなものをくわえます。
想像すると少し、いえかなり心配な光景ですよね。
しかしこうでもしないと暴れて舌を切ってしまったり健康な歯を削ってしまっては可哀想です。
しかしこれが受け入れられない場合はお母さんや助手さんが体と頭を抑えるかたちをとる歯医者さんもあります。

どちらにしても大事なのは先生に対する信頼が一番なんですよね。
信頼はどう生まれるか?
それはお子さんの為に早めにかかりつけの歯医者さんを見つけて何度もお話を伺い培うものです。

歯はとても大事です。後悔のない歯医者さん選びをして下さいね!

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