産後、妻が冷たいときに夫が意識すべきこと5選

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産後クライシスという言葉をご存知ですか?産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況を意味しています。出産後、妻が夫に対して冷たくなり、夫婦関係が悪化して離婚に至る…というケースも少なくありません。産後クライシスを乗り切るために、夫はどのような点に注意すべきなのでしょうか。



ホルモンバランスのせいと割り切る

出産後の妻は、とにかくイライラカリカリしています。夫にしてみれば『どうしてそんなにイライラしているの?』という状況でしょう。
ですが、そこで夫もイライラしてはいけません。
妻のイライラは『ホルモンバランスの乱れが原因』と割り切ってください。
妻は夫を嫌いになったわけではないのです。
ホルモンバランスが乱れることで、自分でも訳のわからない感情に振り回されてしまっているのです。
本当は、妻だってイライラしたくはないんですよ…。
どうか『妻のせいじゃない!ホルモンのせい!』と思ってあげてください。

率先して赤ちゃんの世話をする

赤ちゃんのお世話は、とにかく24時間途切れることがありません。
産後の妻は、自分の体も出産のダメージから回復していないのに、赤ちゃんのお世話をしています。
おむつ替えや沐浴など、パパでもできることは率先してお世話してください。
『赤ちゃんがうんちしてるよ~』や『赤ちゃんが泣いてるよ~』など、状況を妻に伝えるだけで手を出さない夫がいますが、これはNG!
気づいているのなら自分でお世話をしてください。

家事も分担する

産後の妻は、とにかく育児で手一杯!
家事まではとてもじゃないですが手が回りません。
お食事がお惣菜や冷凍食品メインになったり、ちょっとお掃除が行き届かなくても目を瞑ってください。
出産前の6割くらいができていれば充分かな、という意識でいると腹も立ちません。

そして、育児だけではなくできるだけ家事も分担しましょう。
お休みの日だけでもいいんです。
『自分の身の回りのことは自分でやりつつ、妻のための家事もちょこっとする』意識を持ちましょう。

一人の時間をプレゼントする

おそらく、産後の妻が最も辛いのは『24時間赤ちゃんのお世話で息がつまる!』ということ。
会社勤めをしている夫には理解しがたいかもしれません。
音楽を聴きながら通勤したり、お昼休みはのんびり自分の好きなものを食べられるという些細なことでさえ、産後の妻にとっては非常に羨ましいことなのです。
月に一度、数時間でいいので妻に一人になれる時間をプレゼントしてあげましょう。
妻を一人で外出させたり、夫が赤ちゃんを連れて外出してもいいですね。
ひとりで赤ちゃんのお世話をするのは大変ですが、たった数時間の我慢で妻の笑顔が戻ってくると思えばたやすいことだと思いませんか?

言葉と態度でいたわる

出産後、妻の生活は激変します。
夫の生活はそれほど変わらないので、産前と同じ態度で妻に接していると妻の怒りが爆発…ということになりかねません。
大切なのは、思いやりの心を持つこと。
頻繁に行っていた飲み会を減らしたり、友達と遊ぶ回数を減らしたり、まずは態度で思いやりを示しましょう。
そして『いつもありがとう』『まかせっぱなしでごめんね』といたわりの言葉をかけてください。
そのたった一言が、妻にとっては涙が出るほど嬉しいのです。

産後クライシスを乗り切れるかどうかは、夫の心がけひとつで左右されます。
妻とコミュニケーションをとりながら、頼れるパパになってくださいね。

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