ヘルメットなしで子供を自転車に乗せるリスク。なんと5割が着用せず!

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自転車に子供を乗せるとき、ヘルメットの着用が義務付けられています。

しかし、現状では半数近くのママが子供にヘルメットを身に付けさせていないという調査結果があります。

どうしてヘルメット着用が義務付けられているのか…。

そのリスクが十分に周知されていないのかもしれませんね。

これから自転車に子供用の椅子を装着しようとしているママさん。

椅子選びと一緒にヘルメット選びも考えてみませんか?



未着用の実態

道路交通法では、子供が自転車に乗る際にはヘルメットを着用させなければならない決まりになっています。
しかし、平成26年に行った「主婦の子供乗せ自転車利用に関する意識調査」では、未着用の実態が明らかになりました。

「自転車に子供を乗せる時にへるめっとを着用させていますか?」の問いに、「ほどんど着用させていない」という回答が24.1%、「全く着用させていない」との回答が28.2%と、約半数のママがヘルメットを着用させていないことがわかりました。

幼児は全身とのバランスで見たときに、頭が重いため自転車が転倒したりバランスを崩したときに、頭部を強打するリスクが高くなります。
自転車同乗中に死傷した6歳未満の子供の4割以上は、頭部にダメージを受けているとの報告があります。
他の年代が主に脚に損傷を受けている点を見ても、幼児がいかに頭部に被害を受けやすいかがわかります。

6歳未満の子供の自転車事故では、頭部に影響を受けやすい?

幼児は全身とのバランスで見たときに、頭が重いため自転車が転倒したりバランスを崩したときに、頭部を強打するリスクが高くなります。

自転車同乗中に死傷した6歳未満の子供の4割以上は、頭部にダメージを受けているとの報告があります。
他の年代が主に脚に損傷を受けている点を見ても、幼児がいかに頭部に被害を受けやすいかがわかります。

ヘルメットは試着をして選びましょう。

ヘルメットを選ぶときに、何に気をつければいいでしょうか。

昨今、インターネットでお手軽に買い物ができる時代。
ヘルメットもネットショップでの購入が可能です。

しかし、海外のブランド品などをインターネットショップで試着せずに購入した場合、サイズが合わない恐れもあります。
付属パットやアジャスターなどサイズを調整する装置の使い方も、実際に確認しながら、こどもの頭に合ったヘルメットを選んであげたいですね。

子供がヘルメットを嫌がったら?

子どもがヘルメットの着用を嫌がる場合は、色やデザインを自分で選ばせてあげたり、お気に入りのステッカーを張らせたりと、いろいろ工夫するといいそうです。
ヘットショップでの購入が悪いわけではありませんが、一緒に実物を見ながら選ばせてあげることで、「自分で選んだヘルメット」という意識を強く持てるようになります。

頭部を締め付けるヘルメットを嫌がるお子様もいらっしゃるかもしれませんが、嫌がるからといって未着用のまま同乗させ、命を落としてしまうことを考えれば、少し苦労してでも着用を習慣づけるようにしたいですね。

まとめ

ヘルメット未着用のリスクをまとめてみました。

6歳未満の子供は、頭が重いために頭部へのダメージが大きいようです。

お子様も一緒にヘルメット選びをまず楽しんで、素敵な自転車ライフを送りましょう!

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