ママが経験する産後悩まされる体の不調5選

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無事赤ちゃんも産まれ、育児がんばるぞ!と前向きな気分になりたいのに、体の調子がどうもよくない、というのは産後よくあることです。

赤ちゃんを産んだばかりの母体はまだ回復途中。不調はつきものです。今回は産後悩まされる不調について5つ紹介したいと思います。

腱鞘炎

2人以上出産したお母さんであれば、赤ちゃんの抱っこの仕方にも慣れ、上手に抱っこできるようになります。抱き方のコツをつかめば、ある程度長い時間も抱っこしていられます。
しかし、初めて赤ちゃんを産んだお母さんや、親戚にも小さい子がいなかったためほとんど抱っこしたことがないお母さんにとっては、まず抱っこの仕方がわかりません。なんだか不自然な抱き方になってしまうかもしれませんね。毎日抱っこしているうちに、だんだんと慣れてくると思いますが、不慣れな時期に悩まされるのが腱鞘炎です。
上手に抱っこできないと、腕にも妙に力が入ったり、普段使わない筋を使ったりして、陥りやすいのがこの腱鞘炎。一度なってしまうと、抱っこのたびに負担になり、なかなか治らなかったりするものです。
授乳中の湿布もよくないと言われていますので、できるだけ筋に負担をかけない抱き方をしたり、腱鞘炎になってしまった場合でも、できるだけその部分に負荷のかからないよう生活するしかなさそうです。

尾てい骨の痛み

出産のときはどうしても腰周りに負担が大きくかかります。骨盤のズレなども生じて、産後の骨盤ケアなどしてもらう人もいますよね。
産後すぐは尾てい骨の痛みに悩まされる人も多いでしょう。座るときにも痛いので、円座クッションなど利用する人が多いです。
尾てい骨の痛みも個人差がありますが、数か月続く人もいます。お風呂を洗うときなど、腰を曲げたときに特に痛い場合もあり、これも自然に痛みが引くまでは、あまり無理のない姿勢で過ごすようにしましょう。

肩こり

赤ちゃんは抱っこが大好きです。抱き癖がつくことは心配せずにたくさん抱っこしましょうといろんなところで聞きますよね。
しかしやはり、抱っこすれば肩こりに悩まされることもあるでしょう。いつも同じ体制でいるとどうしても凝りやすいものです。
ストレッチなどをして、できるだけ肩周りはほぐしておきましょうね。
赤ちゃんの体重もどんどん増えていきます。おんぶをしたり抱っこをしたり、常に肩こりしやすい環境におかれることになるので、日頃からできるだけ肩を回したりするなどストレッチを意識して過ごすとよいでしょう。

乳首が切れる

まだ授乳に慣れてないお母さんは、乳首が切れて痛い思いをする人も多いです。そういう場合は、赤ちゃんが舐めても大丈夫な軟膏を処方してもらえます。
初めて赤ちゃんが産まれ、授乳も初めての人にとってはありがちなことです。一度切れると授乳の度に痛くて、なかなか大変なものです。
切れないためには、できるだけ深く吸わせることがポイントです。切れてしまい、痛みに耐えられず、母乳からミルクに切り替えるお母さんもいます。
お薬を塗ったり、なんとか我慢してあげているうちに、赤ちゃんも上手に母乳を飲めるようになり、だんだんと慣れてくることが多いですよ。母乳で頑張りたいお母さんにとっては、なんとか乗り越えてほしい難関です。

体重が落ちない

妊娠中の体重増加は10キロまでと言われていますが、やはり、それ以上に増えてしまうお母さんもたくさんいます。その分、落とすのが大変になってくるのは事実です。しかし子育ては体力勝負。子育てしているうちに体力も消耗して気づけば戻っていた、なんてこともあります。
それに、母乳で育てているお母さんは、体重が減りやすいですよ。どんどん母乳から栄養をとられるので、妊娠前より体重が落ちるお母さんもけっこういます。
是非バランスのいい食事を心がけて自分の体調管理にも気を付けましょう。子育て中に自分が体調を崩すと辛いものです。
自分がゆっくり寝ていたくても、赤ちゃんはそうさせてくれませんから、自己管理はしっかりとすることが大事です。

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