乳歯の虫歯を防ぐために気を付けなければならないこと

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乳歯が生えてくるとやっぱり心配なのが「虫歯」。

乳歯の虫歯は、永久歯の歯並びや歯質にも影響があるので

毎食後の歯磨きでしっかり予防したいところ。

でも、しっかり仕上げ磨きしていても残念ながら虫歯になってしまうこともあります。

虫歯にならないために気を付けたいことをまとめてみました。



虫歯菌をうつさない

生まれたばかりの赤ちゃんの口内には虫歯菌はいません。
虫歯の原因菌は生まれた後に人から人へ感染するそうです。
スプーンや箸、食器などを共有したり、口と口でキスしたりすることで
虫歯菌がうつってしまいます。
一生の虫歯リスクは2歳半までに決まってしまうそうなので、
それまでは口移しやキスを制限し、虫歯の原因を入れないことが大事です。

おやつは決まった時間に食べる

子供は胃が小さいため一回の食事だけではしっかりエネルギーが摂れません。
子供にとっておやつは足りないエネルギーを補うためのものです。
なので、なるべく糖質や脂質が少ない手作りのおやつがお勧めです。
市販のお菓子でも、甘すぎず、長時間口の中にあるお菓子は避け、
ダラダラ食べず、食べたらすぐ磨くを習慣づけると虫歯になりにくいと思います。

飲物にも気を付ける

暑い夏や熱が出たときなど、脱水症状を避けるために飲ませることが多いスポーツ飲料。
もちろん水分補給だからと歯磨きを気にしている人は少ないはず、私もそうでした。
でも実は、スポーツ飲料は糖分が沢山入っているそうです。
お茶や水の代わりに飲ませていると、歯がどんどん溶けてしまうそうです。
子供に飲ませるならやはり、麦茶やお茶がお勧めです。
そして、ジュースやスポーツ飲料の後にも歯磨きを忘れずにしましょう。

しっかり噛んで唾液の分泌を上げる

唾液には自浄作用があり、虫歯菌を作る酸を薄める働きがあります。
よく噛んで唾液が沢山でるとにより虫歯予防になります。
さらに、よく噛むことであごが発達し、永久歯が並ぶスペースが確保され
歯並びもキレイになります。
食べ過ぎも予防できるので、噛む習慣を身につけたいですね。

乳歯の虫歯についてよく知る

乳歯の虫歯は大人の虫歯のように黒くなく、白いことが多いそうです。
しかも白い虫歯は進行が早く、乳歯のエナメル質は大人の半分しかありません。
なので、大人に比べて虫歯の進行が早く、
あっという間に穴が開いてしまうそうです。
乳歯の虫歯について良く知り、仕上げ磨きの時に小さな変化を見逃さず
よく観察することで、虫歯予防にもなると思います。

いかがでしたでしょうか?
子供はまだ痛みの感覚が発達していないので、虫歯が大きく進行してしまうことが多いそうです。
歯医者通いは虫歯の治療をするだけにせず、歯を守ってくれるお医者さんとして
定期的に検診を受けることをお勧めします。
そうすることにより子供も楽しんで通えて、虫歯の早期治療や予防にもなると思います。
普段の生活習慣を改善して、虫歯にならない強い歯を目指していきたいですね。

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