絵本の読み聞かせせずに、子供を本好きにした私のノウハウ

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私が息子の為に買った、唯一の絵本は コレだけ!
飛び出す絵本でした。
とても、楽しい絵本で、目にして直ぐに買いました。
きむらゆういちの絵本で、いないいないバァ シリーズ。

トイレトレーニングの為に読み聞かせしただけでした。
ですが、息子は大きくなるにつれて、図書委員になったことで本を自分から読み始め、成人した今では本の虫ともいえるほどの大の本好きになりました。



絵本嫌いの母親だった私

自身が本が大嫌いな人間です。
絵本の読み聞かせなんて、考えもしてませんでした。
教育学を学んでいた立場から言えば、誰もが絵本の読み聞かせが、大きくなって本好きの子供になると言われ続けているのは知っておりましたが。
そんな私が、ある時本屋で見かけたのがこの絵本。トイレトレーニング用の絵本です。
飛び出す絵本の図柄が余りにも可愛くて、思わず買い求めてしまった本でした。
息子のトイレトレーニングにおいて、これを使うことが、少しは効果的だったことは覚えております。

絵本の読み聞かせが効果あるとは限りません。

知人が娘の為に絵本を書く仕事を始めて、もう20年近く経ちます。彼女は、本好きの子供になればと願いを込めて、娘に聴かせたい絵本を長年書き続けております。
でも、成人した娘は全く本に興味を持たずに、彼女が出版した絵本は絶版に。
我が家は、絵本に敢えて触れる機会が無かった息子です。それが自分から読む行動をして、部屋中が本で埋まるほどの蔵書を持ってます。

この現実から、子供が喜ぶなら読み聞かせも良いでしょうが、本好きにしたいだけの理由でしても効果は薄いと思われます。
単に、楽しめる読み聞かせであれば、親子の繋がりの意味では効果があるでしょう。

飛び出す絵本等から始めましょう。

簡単に、子供が触ったり、見たりして楽しめる絵本を選んで下さい。
私の買ったシリーズでしたら、絵図らも可愛いのでお勧めしたい一冊です。
少し大きくなったら、日本昔話など、「桃太郎」「カチカチやま」「いなばのしろうさぎ」などの読み聞かせも良いでしょう。
また、ディズニーの「Cinderella」「白雪姫」などの作品も。
沢山の色の綺麗な絵本から、数々の名作に触れさせてあげて下さい。

子供の好きな本は借りるのではなく、買ってください。

節約を考えると、図書館や学校で借りるスタイルを取る方も多いと思います。
でも、あとで読みたくなったとき、返さなければならない本だと、ゆっくりと読めなくなります。
今はブックオフなどのリサイクル古本屋でお安く本が手に入ります。
我が家もご多分に漏れず、私が古本屋で買ってきたりしています。100円から手に入るものも。
本は一生の宝となります。長い間保管できるので、10年後でも20年後でも、懐かしい作品をまた読めるのです。
それはある意味子供への投資でもあります。
知識や興味の宝庫は、子供の大切な宝物です。

本に興味をもたせるには?

本の面白さ?それはなんでしょう?
自分で場面を空想できるところです。

どんな子供も、最初のキッカケ次第では好きになれるんです。
読み聞かせを、無理強いしないこと。
読み聞かせをせがんだら、忙しくても必ずその日に読んであげること。
子供の話しに耳を傾けること。
気にいった本は買ってあげて下さい。

最初のそんなことの積み重ねが、本に興味を持つ大人へと成長するのです。

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