80%専業主婦と云う選択もありでは?子育てと仕事の両立。

2,014 views

現実の若い女性も、キャリアを持つほど、仕事に生きることより、子育てしたいと思う方とおられる方の方が多いとか。だから、在宅ワークがしたい方々が多くいるそうです。

日本においては、未だに良妻賢母 や、男は外で女はウチでの考え方が根底からあります。

アメリカにおいても、かつての日本の専業主婦の様に、昔NHKテレビのドラマ番組で人気だった 大草原の小さな家 の様な暮らし、おばあちゃんのホームメイトケーキを作ったりする生活を夢見る女性が増えてきているそうです。
女性の就労が、不況により、男性でも厳しいのに、女性はさらにリスクがありすぎてと。これは世界的傾向だそうです。

だからこそ、女はウチにと。
夢は、子育てに専念して、家事をしつつ、ハンドメイドのケーキを焼いて、ガーデニングしてと。
昔に戻った感のある今、どうしたら良いのでしょうか?



現実の若い世代の女性たち。

私世代の親御さんたちは、専業主婦を選んでも、食いっぱぐれのない時代でしたが、専業主婦だけではご主人の収入に頼れる自信がなく、不安が残る今の世の中の20代です。

近年の日本は、中間層が、無くなり、富裕層と貧困層の、2パターン。
つまり貧富の差が激しいことです。
経済的にも、大企業でさえ、30代で、1000万円の年収を貰える方は、少ないと思います。

彼らの親世代の専業主婦達は、プランド物を身につけ、子供を有名私立に通わせ、ママ友もセレブたちが多くおりました。
彼女らのママ友のお茶会は、お洒落なカフェか、イタリアン、フレンチ。趣味も優雅でと。
そしてその自慢は子供です。
どれだけ成績が良いか、クラブで活躍しているか、良い大学にはいれたか、果ては良い仕事につけたか?。
子育てと家事はするけど、ご主人のことには無関心。
着こなしもプランド物尽くしと。
典型の専業主婦たちだと思います。

その彼女達に育てられたのは、現在の20代です。
30代の方々の親御さんは、昔ながらタイプの専業主婦だと思います。
優雅だった親世代を見て育ったことで、自分も専業主婦になりたいと思う女性も多いらしいです。

女性の就労の環境問題。

政府の政策でも、女性の就労や子育て問題は、多々語られておりますが、小さな子供を安心して預かって貰うシステムも講じないウチに、就労に専念することが難しいと思うのです。
新しい子育て支援事業においても、今一つ根本的な問題が解決されておりません。
80年代のベビーホテル問題と、今の現在の保育環境もさほど変わりのない現実では、母親が安心して就労できる環境とは言えないと思います。

働くママになりますか?専業主婦になりますか?

就労したことにおける一番の子育てでの問題は、幼い子供に寂しい想いをさせることです。母親の居ない寂しさを経験させることは、教育上良いものではありません。
お互いの親御さんに預けたりするのも、上手くしないとトラブルもと。

教育学と保育学を学んだ立場から、やはり、3歳神話はあると思うのです。

ただ、これもお母さんによっては、子育てでストレスになる位なら保育園をお勧めします。
でも、たったの3年間です。
これは、子供を自ら産んでいない、ご主人に全て任すのは、赤ちゃんである程 難しいかと。
アナタがもしも小さな赤ちゃんだったら?
お父さんより、きっとお母さんのそばに居たいとは、思いませんか?

甘えたいし…ワガママ言いたいし…
まだ、話せないし、目も殆ど見えないし、
自分で食べれないし、自分でオムツかえられないしね。

人にはそれぞれ、選択肢があります。
就労するにしても、ちゃんとした保育施設がないと…可哀想なのは、お子さんです。
被害者はお子さんなのです。

ここは80%専業主婦という選択肢は?

ちょっとだけ、パートはアルバイトで就労をして、あとは専業主婦という選択はどうでしょうか?
フルタイムで働いても、収入と教育費のバランスが同じなら、意味がありません。それなら、短い就労を選択することで、子育てにも時間をかけられるという訳です。
在宅勤務という選択もここにはあります。
たった生まれて3年間くらいは、フルタイムで働く必要性よりも、折角子供を産んだなら、子育てに力を入れることをお勧めしたいです。

アナタが決めることではなく、夫婦で決めることです。

子育てが関連してくる専業主婦のこと。
やはりそこは夫婦での会話が大切でしょう。
お互いの役割分担とでも言いましょうか?
キチンと意思の疎通をする時間を持つことで、擦れ違いやらを防ぐことが出来ます。
これは、アナタ一人だけの問題ではないのです。
そこには、夫婦の在り方が問われます。

こんな記事も読まれています