離乳食を食べない子供への対処方。子育てでのあるある!

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子育てをしていると、多くのママが経験する、あるある!トラブルがあります。

そんなあるある!トラブルに出くわした時に少しでも楽に解決できるような対処方法をご紹介します。

今回は離乳食の、「食べてくれない」「離乳食のバリエーションが少ない」「離乳食がスムーズに進まなくて悩む」

という事について、離乳食初期と中期後期に分けて対処法をご紹介します。



食べてくれない(離乳食初期)

気合いを入れて離乳食を始めたものの赤ちゃんが離乳食を食べてくれないという事があります。

≪対処法≫
離乳食初期であれば赤ちゃんが離乳食を食べなくても(まだ食べる事に興味が無いのかな)(オッパイやミルクのほうが好きなのかな♪)と気楽に考えましょう。
離乳食初期は食べる練習を始めているというだけで、栄養は母乳やミルクから摂っているので離乳食を食べないからといって、心配する必要はありませんので赤ちゃんのペースに合わせてママも穏やかに離乳食を進めていく事が大切です。
離乳食がまだあまり好きではないという以外にも、離乳食を食べる椅子が好きでないから離乳食に集中できないという場合もあるので、離乳食の時以外でも椅子に座って遊んだりすると椅子にも慣れて食べてくれることもありますよ。

食べてくれない(離乳食中期、後期)

離乳食にも慣れてきて、昨日まで離乳食を食べていたのに突然食べなくなったという事もあります。

≪対処法≫
赤ちゃんには“食べムラ”という食べ方にムラが出るという事は良くあります。
朝は良く食べるのに昼には食べない、昨日は食べたのに今日は食べないという事もよくあります。
そういったときには、赤ちゃんなりに色々な理由があると思うのですが、たまにそういった時があっても、「何で食べてくれないの?」と深く考えず、(今日はそういう気分なんだね♪)位にとらえていてください。
ただ体調不良で食欲がない場合もあるので赤ちゃんの様子を見る事も必要です。
食べないことが続くようであれば、離乳食の味や食感が好きではない、お腹がすいていない、眠たいという事も考えられるので、
離乳食を食べる時間帯を変えたり、授乳回数を減らしてみたり、離乳食の食感や味付けを変えたりすると食べてくれるかもしれません。
食べムラがある際には一日でどれ位食べているのかを確認して、一日トータルして量を食べていれば心配ないと思いますし、離乳食の量や内容、赤ちゃんの一日の過ごし方を記録してみると赤ちゃんの好みやリズムが分かってくるかもしれません。

離乳食のバリエーションが少ない。(離乳食初期)

離乳食の種類が少なく毎回同じものばかりになってしまう事があります。

≪対処法≫
離乳食初期は食べる量、食事回数が少ないので、毎食のように食べるおかゆ以外は、一度下準備をして冷凍保存をしてもなかなか無くならないので同じ食材を出してしまいがちになります。
そこでおススメなのは、フリーズドライで小分けされているものや粉末状でスティックで一食分ずつ食べられるベビーフードです。
離乳食初期は食事の練習と色々な食材を味わう時期なので、離乳食のメニューは深く考えず色々な素材を出してあげましょう。
大人のメニューで少しだけ離乳食用に取り分けられるものがある場合はそちらをあげるのはとてもいいと思いますが、離乳食用に1から用意する場合は手間もかかりますし、大量に準備しても長期間冷凍保存することは好ましくないですし、特に魚やお肉などは下処理も大変ですのでベビーフードを使われることをおススメします。

離乳食のバリエーションが少ない(離乳食中期、後期)

≪対処法≫
中期、後期は食べられる食材が増えてくるので大人からの取り分けが一番いいと思います。
味付け前に取り分けしたりして味が濃くならないように気をつけます。
他には味のバリエーションを広げるために、ホワイトソースや餡かけをかけたりするのもおススメです。ベビーフードでもあるので使うと便利です。

具材などは大人のお味噌汁などから味付け前に取り出して、ベビーフードのホワイトソースをかければいつもと違った味が楽しめます。
他にも冷凍食品でミックスベジタブルや冷凍野菜を常備しておいて、電子レンジで解凍してそのままでも食べられますし、マヨネーズやケチャップと和えたりするだけでも一品増えますし、ベビーフードに野菜を足すという使い方もできます。
ベビーフードは離乳食の進み具合や味付けの目安になるので、たまに取り入れるといいと思います。
その他にも、豆腐、納豆、バナナ、ヨーグルト、キナコ、ノンオイルのシーチキンなど、そのままの状態であげやすい食材を常備しておくと、離乳食に取り入れやすいのでママも離乳食のメニューでの悩みを減らせるかなと思います。

離乳食の進み具合で悩む。

健診などで離乳食の始め方の説明を聞き、聞いたとおりに始めたのに、実際始めてみると、なかなか思うように進まなくて心配になってしまう、という事がありますが、育児をするうえで全てにおいて個人差がありますので、離乳食がなかなか進まなくても心配いりません。

大人でも食欲がある時、無い時があるように赤ちゃんにも同じようにありますし、ずっと食事をしない、という事はないので気楽に構えて、ゆったりと和やかな雰囲気で離乳食の時間を過ごしましょう。
まだ言葉がしっかり分からなくても「いただきます!おくちアーンして♪」とか「美味しそうだなー食べてみる?」とか「これは○○だよ♪とってもおいしいよ!」とかママと向き合ってお喋りしていると赤ちゃんにとっても楽しい時間になると思うので、赤ちゃんとのコミュニケ―ションをしながら離乳食の時間を楽しみましょう。

赤ちゃんが離乳食を食べないからと焦って赤ちゃんが好むものばかりあげてしまう方が長い目で見ると良くないので、体重が順調に増えて、赤ちゃんも毎日機嫌もいいようであれば離乳食をあまり食べていなくても、母乳やミルクからしっかり栄養はとれていると思うので、赤ちゃんが食べる事って楽しそうだな、美味しそうだな、と思えるように、ママやパパが美味しそうに楽しそうに食事をしたりして、赤ちゃんが離乳食を食べようと思うタイミングをゆっくり待ちましょう♪

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