親子で一緒に楽しめるおススメ国内絵本

3,322 views

絵本は子育てに欠かせないアイテムですよね。

でも、楽しめるのは子供だけじゃありません。

今回は読み聞かせている大人も一緒に夢中になれる絵本を日本人作家さんの作品に絞ってまとめてみました。



色とりどりの世界にほっこり「おひさまとかくれんぼ」

カラフルな独特の世界観がなんともかわいらしく目を引く絵本「おひさまとかくれんぼ」をご紹介します。
ある晴れた日、こぶたちゃんたちがかくれんぼをしていると「い~れて」と言ってきたのは…
かくれてしまったおひさまを追うように、各ページに開けられた丸い穴の仕掛けを読者も追いかけます。
ラストページにはなるほどと笑顔こぼれるダイナミックな仕掛けが待っていますよ。
親子で読みながらほっこりと笑顔になる一冊です。
関連作品に「おほしさま」「そよかぜさん」があります。
あわせてチェックしてみてください。

「おひさまとかくれんぼ」
作・絵:たちもとみちこ
出版社:教育画劇

http://amzn.to/1bzJvFp

文字のない’見つけ出す’絵本「もりのえほん」

文字のない絵本「もりのえほん」をご紹介します。
表紙を含めたすべてのページに柔らかいタッチで森の風景が描かれています。
でもよく見てみると、ただの風景ではないんです。
じっと眺めているとじわじわと動物たちの生きづかいが聞こえてきます。
まるで’だまし絵’のように風景の中に巧みに織り込まれた動物たちを探すことこそがこの本の醍醐味なのです。
親子で一緒に探してみてください。
もしかしたらお子さんの方がより早くよりたくさん発見してしまうかもしれませんね。

「もりのえほん」
  作:安野光雅
出版社:福音館書店

http://amzn.to/1DWKKYl

優しく繊細な色彩の世界に引き込まれる「きみへのおくりもの」

幻想的で透明感あふれるイラストが魅力的な絵本「きみへのおくりもの」をご紹介します。
主人公は2匹の猫です。
大好きな相手を喜ばせたいクロ、大好きな相手にそばにいて欲しかったシロの切なくも心温まる物語は大切なことを教えてくれます。
作品を通して一貫された’青の世界’は読者を優しくてちょっぴり切ない世界に誘うようです。
また青だけでなく各ページにさりげなく隠された’ハート’探しも楽しめますよ。
親子と言わず大切な人と読んで欲しい作品です。

「きみへのおくりもの」
作・絵:刀根里衣
出版社:NHK出版

http://amzn.to/1HyMtFK

斬新な仕掛けにワクワク「かがみのえほん きょうのおやつは」

鏡を使った斬新な仕掛けによって3Dで表現される不思議な絵本「かがみのえほん きょうのおやつは」をご紹介します。
絵本の内容よりまず驚きなのがその仕掛けです。
見開きページの半分に鏡のように反射する紙を使うことで、本を直角に開いた時に場面が完成する仕掛けになっています。
説明するのは非常に難しいので是非、体感していただきたい作品です。
親子の読書タイムに「今日のおやつは何かな?」とワクワクドキドキ、一緒にお料理をしているような気分にもなれる不思議な絵本はいかがですか?

「かがみのえほん きょうのおやつは」
  作:わたなべちなつ
出版社:福音館書店

http://amzn.to/1GonyDp

大人も子どももみんな大好きになる「くまのがっこうシリーズ」

すでに大好きな方も多いのではないでしょうか?
NHKのテレビアニメ(ルルロロ)にもなっている「くまのがっこうシリーズ」をご紹介します。
シリーズはすでに多岐にわたり何冊も出版されていますし、グッズやコラボ商品などでもよく目にしますよね。
「くまのがっこう」は山の上の寄宿舎で暮らす12匹のくまのこどもたちのお話です。
なかでもたった一人の小さな女の子ジャッキーが、時に背伸びをして失敗したり、時に仲間と助け合ってピンチを乗り越えたり…
ふんわりとしたかわいいイラストとハートウォーミングでたまに甘酸っぱいような世界観に夢中になること間違いなしです。

「くまのがっこう」
  文:あいはらひろゆき
  絵:あだちなみ
出版社:ブロンズ新社

いかがでしたか?
気になる作品はありましたでしょうか。
絵本は柔らかい世界観だけでなく時に厳しい教訓も持ち合わせています。
大人も一緒に刺激を受けることもありますよね。
是非、親子で何度も読み返してしまう絵本を見つけてみてください。

http://amzn.to/1GonEL4

こんな記事も読まれています