妊娠中に鬱になった・・・。その原因と対処法!

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嬉しいはずの妊娠。でも何だか気分が優れない、落ち込む、不安になるといった症状を抱えていませんか?

そんな妊娠中に起こる鬱の症状。ママや赤ちゃんのためにも少しでも症状を楽にしたいものです。

妊娠中に鬱になった時の原因と対処法を見てみましょう!



一時的なものなら2週間ほどで改善する

妊娠中にはマタニティーブルーといって軽度の鬱症状に多くのママさんがなります。突然悲しい気持ちになったり、わけもわからずイライラする、そして気分が落ち込んだりと情緒不安定になるといった経験をします。しかし、マタニティーブルーは一時的なものなので2週間ほどすれば改善されることがほとんどです。
妊娠中にこのようなことが起こる原因は、ホルモンの変化によるものです。妊娠するとプロゲステロンという女性ホルモンが増加し、そのことによりホルモンバランスが崩れ、情緒不安定になってしまうというわけです。

誰かに話を聞いてもらう

妊娠中はホルモンバランスが崩れ情緒不安定に陥りやすいものです。しかし、その人の性格などによっても症状の出方は様々です。心配症や不安が強い人などはいろんな事を考えすぎてしんどくなり、鬱の症状も出やすい傾向にあります。
出産時の陣痛の痛みに対しての恐怖や、ちゃんと子育てしていけるのか?などといった様々な不安が頭をよぎるかもしれません。そういった不安を自分一人で溜め込むことは良くありません。もっと症状が悪くなってしまいます。なので旦那さんや両親、友達、市の相談窓口なども利用して「誰かに話す」ということをしてみましょう。
不安やモヤモヤした気持ちを誰かに聞いてもらうだけで、心は少しスッキリするものです。

バランスのとれた食生活

食生活が乱れると「身体がダルイ」「元気が出ない」「イライラする」などいろんな悪影響がもたらされます。
食べたものは自分の身になり、赤ちゃんへの栄養素となります。バランスのとれた食事を心がけることで、身体面だけでなく精神面にも良い影響を与えるのです。出来るだけ品数を増やし、主食・副菜・主菜・乳製品・果物などをバランス良く食べることがコツです。
しかし、つわりで物が食べにくい、安静にしないといけないから料理しにくいなどといった状況もあるでしょう。そういう時は、「誰かに手伝ってもらう」「健康的な料理を提供する宅配業者に頼む」「健康的なお惣菜を買う」などして無理せず工夫してみましょう。

規則正しい生活リズム

規則正しい生活リズムを送ることは、バランスのとれた食事と同様、身体面にも精神面にも良い影響を与えます。
朝起きて、太陽の光を10~15分ほど浴びましょう!光を浴びるとメラトニン(眠たくなるホルモン)の分泌が止まります。そして光を浴びて15~16時間後にメラトニンが分泌され始めるので、眠たくなり夜の睡眠の質も上がるのです。そして太陽の光にはビタミンDが含まれており、骨を強くしたり、軽度の鬱予防にも繋がると言われています。

http://matome.naver.jp/odai/2135210046990320701

軽い運動をする

運動不足になると、肩こりや腰痛がひどくなったりしますよね。筋肉が凝ると血流も悪くなり頭がボーっとしたり、やる気も起こりません。そして自立神経の乱れにも繋がるのです。
安定期に入って、安静などの指示が出ていない場合、ウォーキングやマタニティーヨガなど軽い運動をするようにしましょう。ストレッチや腕を回すような簡単なものでも構いません。そうすることで筋肉もほぐれ、血流も良くなります。そして身体を動かすことはリフレッシュ効果もありますし、気持ちがスッキリします。

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